8時15分起床。
女房の用意した朝食を2人で。
女房は和服に着替え,私は風呂でヒゲを剃る。
木挽町広場で,義母,叔母と待ち合わせ。
私は弁当を二つ買い,お茶も3本買う。
合計2151円。
チケットは女房のおごりだから,これくらいは出さなくちゃいけないな。(このあと,パンフレット1800円も買わされた…)
新橋演舞場。
スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」。
我々4人,女房の仕事関係者とさらにその関係者など総勢16人のチームである。
初対面の人も多い。
客層もいつもとは違って若い人が目立つ。
中学生ぐらいのグループもいる。
一応原作を1巻だけ読んで「予習」はしていたのだが,ちょっと甘かった。
しかし,それでもじゅうぶんに楽しめる。
名前がみんなカタカナだったり,プロジェクションマッピングもあったりして,これが歌舞伎かと戸惑う向きもあるかもしれないが,宙乗り,早替わり,本水と定番は欠かさない。
宙乗りはいつもより長めにやっておりますという感じで,1階席の観客が総立ちになって手をふりまくる。
登場人物が2階まで現れて,みんなとハイタッチ。
オカマの設定ゆえか,最初は私を素通りしてみんな大笑いとなった。
思わず手拍子になってしまう音楽と相まって,いつもの歌舞伎には見られないような一体感,高揚感のある舞台だった。
生身の人間がその肉体を酷使して演ずる様をリアルに見るのはストレス解消にいいようだ。
我々のグループでおかしかったのは,2幕目の終わり。
まるでフィナーレのように盛り上がったところで幕間となり,定式幕が引かれて,さらに「To be continued」と書かれた看板が下りてきた。
席を外した女房の隣にいたO先生が「それではこれで」と帰り支度を始めたのだ。
「先生,まだ終わってません! 3幕目があります」とあわてて声をかけて引き留めた。
「あら,次回に続くのかと思った」って,業界ではその名を知られた方なのだが,浮き世離れしたところがある。
最後にチケット代の精算をしたところでも,計算というか単なるお金の勘定がまるで違っていて大笑いになった。
みんなと別れて,4人でお茶。
私と女房は,ベルギービール。
私は2杯。
義母達とはここでお別れ。
女房と駅に向かって歩いているとパトカーがサイレンを鳴らしてやってきた。
自転車に乗った警官もあちこちから駆けつけてくる。
路肩にいたワンボックスカーを取り囲んでなにやらおきそうである。
若い警官が運転手に声をかける。
出てこいといっているらしいが,運転席のおじさんは興奮しているようである。
彼と同じ作業衣を着た若者が車のそばでどこかに電話している。
どうなるのだろうと見ていると,警官複数があれよという間におじさんを引きずり下ろして,それでも彼がじたばたするので,なんと手錠をかけ,腰縄らしきものまでつけて,パトカーに押し込んで,サイレンを鳴らしながら走り去ってしまった。
何があったのだろう。
おろしたてのような作業衣を着た,まじめで律儀なサラリーマンという感じの2人組だったが。
それ故に,おじさんはパニクって我を忘れてしまったように見えた。
公務執行妨害ということかな。
それにしても,本物の手錠をかけられるシーンというのは初めて見た。
ちょっとショックである。
残された車と電話中の若者がその後どうなったかはわからない。
いつものスーパーで買い物。
ブラックチョコレート,梨,キュウリ,インゲン,鶏モモ肉3パック,のどごしオールライト,ゴールドベルグ500mL缶1本ずつ。
合計2084円。
チョコレートやビールは,女房がカゴに入れたもの。
夕食の献立。
鶏の唐揚げ。レモン。
白菜のサラダ風。キュウリ,ブロッコリー,ミニトマト,ちくわ,ハム,…。
ジャガイモとわかめの味噌汁。
ご飯。
ビール1000mL。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−