9時過ぎ起床。
女房の朝食。
女房が元子供部屋でいまや彼女の書斎の模様替えを始めた。
息子が物入れに使っていた棚を寝室奥に移動して,寝室奥の本来は食器入れだったが今は衣類置き場になっているガラス扉の付いた結構高そうな家具の上半分を私の席の後ろの納戸に入れたいのだという。
じつは,その下半分は納戸にあって私が物置に使っている。
息子の方は量産品でかさばる割には重くはないが,元食器棚の方は飛騨高山のナントカという家具店から嫁入り道具として買ったものだそうで,やたら重くて運ぶのに難儀した。
棚をはずして引き出しも抜いて,それでも女房は治療中の腰が悪化したといっている。
しかし,そもそも,納戸には金曜日にいろいろ放り込んだばかりである。
それらをいったん取り出さないと,足の踏み場もない。
棚の上のパソコン関係のものとかアサヒカメラとかレンズの空き箱とかもどけなくてはいけない。
女房の家計簿何十冊とか保育園や学童保育の連絡ノートとか,辞書や○○百科の類を全部出して一部は女房の部屋に持ち込んだ。
家計簿をちょっと見てみたが,すべての買い物の記録と領収書が貼り付けてあるようだ。
ノート1冊がパンパンに膨らんでいる。
保育関係もものすごい量の書き込みがある。
金曜日に書いたが,結局夫婦そろってなんだかんだ記録にとどめておくのが好きなのである。
私の小学校から大学までの成績表も出てきた。
お袋が取っておいてくれたらしい。
女房にも見せたが,成績はかなりのものである。
「神童」と呼ばれてもおかしくないレベルである。
しかし,これがどうしてこうなった!
女房と出した結論は
「私の全盛期は中学高校時代であった。以後はその遺産で生きている」
棚をセットして,どうせだからここにはカメラとかレンズとかを並べてみることにしよう。
ガラス扉越しに見ると,ちょっと格好いいんじゃないか。
まあ,来客があっても見られるような(見せるような)場所ではないけどね。
だがここでひとつ問題を発見。
納戸といっても屋根裏部屋みたいなもので,天井が斜めになっている。
そのため,扉の片方がつっかえて途中までしか開かないのだった。
なんで片方だけと不思議に思ったのだが,要するに閉めたときの隙間を見せないように飾り板が右側だけに付いていて厚さと高さが違っていたわけである。
これでは何とも使いにくい。
飾り板を取ってしまおうか。
しかし相手は飛騨高山の家具である。
丸ごとはずすのははばかられる。
3分ほど考えて,さらにしばし躊躇したのだが,結論はこれしかない。
女房が広げていた道具箱からノコギリを取り出して,ギーコギーコと上部の出っ張りを切り取ってしまった。
もちろん女房の許可は得た。
一瞬迷ったみたいだが,家具の移動は彼女のアイデアだからね。
まあ,天井ギリギリでよく見えないところだからいいだろう。
外に出すようなことがあったら,茶色く塗れば目立たないのではなかろうか。
無事扉が開くようになったので,CANON NewF-1とかA1とかFDレンズとか並べてみる。
NIKON D70とかPanasonic DMC-G1とかも並べてみる。
一番下には,現役のNIKONとかPanasonicとかOlympusとか並べてみる。
扉を閉める。
おしゃれじゃないか!
骨董品的価値もなさそうなカメラやレンズがなんとなく高級に見える。
親父さんの使っていた二眼レフとかCANON FTbとか8mmカメラとかも奥から出して飾ってみよう。
18時過ぎ,捨てるもの以外をまた全部元に戻して,今日の作業は終わりである。
19時頃,女房がおごってくれるというので,近くの中華へ。
小皿を4品頼んで,女房はワンタン,私は鶏そば。
私はビール4杯,女房は1杯にパクチーサワー。
6,000円弱だった。
そのまま,坂の途中のスーパーへ。
明治ベストスリー,デコポン,食パン,バケットハーフ,イチゴ,プレミアムモルツ500mL×12,食洗機用洗剤,ボタン電池2個。
合計5,799円。
プレミアムモルツは来客用。
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