9時過ぎ起床。
朝食は女房。
女房は和装でKOちゃんと歌舞伎へ。
KOちゃんと呼んでしまうが,女房の小学校時代の同級生。
私は1,2回会ったことがあるくらいかな。話はいろいろ聞いているんだが。
一緒にスキーに行った記憶はある。
ご本人もそうだが,まわりに医者やら画家やら研究者やらがごろごろいるという私に言わせると絵に描いたようなセレブの奥様で,どうして女房が付き合ってもらえるのかが不思議だが,庶民の生活を知りたいのかもしれないぞというのが私の見立て。
数年前,女房と歌舞伎に行ったときに席で弁当が食べられるのを知って,驚かれたというくらいだからなあ。
オペラ劇場ではそんなことできないわ,って。
子どもたち(といっても立派な大人だが)の名前をエゴサーチしてみたら,写真やら論文やらがゾロゾロ出てきてやはり血は争えないということかもしれない。
天は二物も三物も与えるって酔っ払うとよく言っているんだが,我ながら真理の一面をついている気がする。
私は一物すらたいしたことはない。
掃除をする。
掃除をしたのはずいぶんと久しぶり。
家長として女房を掃除担当に任命したのだが,なかなか言うことを聞かない。
「埃が大嫌い,毎日毎日障子の桟まで拭き掃除をするのよ」と豪語していた40年前のあの女はどこへ行ったのだ。
駅そばのスーパーで買い物。
タコ,豚こま,グリーンピース,キャベツ,白菜の漬け物。
合計1,541円。
夕食の献立。
回鍋肉風。エリンギ,…。
キュウリと海草のサラダ。カニかま,ミニトマト、…。
前の晩の味噌汁の残り。
タコとグリーンピースの炊き込みご飯。テレビで見た。グリーンピースの鞘はゆでて出汁を取り,それでタコご飯を炊く。炊き上がったところで別にゆでておいたグリーンピースを混ぜる。
株主優待のビール350mL。
いつもの第3のビール1000mL。
ソファーでウトウト。
「木洩れ日に泳ぐ魚」(恩田陸)を読み終える。
女房の評価は低かったが,私はまあまあ楽しめた。
結末はうーんという感じだが,途中どんどん引き込まれて2日で読んでしまった。
結局何がどうなっているんだ,設定が現実離れしすぎではないかというのはあるのだが…。
タイトルはすてきだ。
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