布団の中で咳が数分ごとに出る感じで，ほとんど寝られた感じがしない。
合間合間に寝ているのかもしれないが，実感はない。
途中，２回ほど愛猫に起こされた。
９時起床。
一晩で回復と豪語していたがとんでもないことだった。
女房の朝食。
Hちゃんのお母様が３日の朝亡くなられた。
数ヶ月前からは点滴だけになっていて，時間の問題だったことは彼女も覚悟していただろう。
家族ぐるみのつきあいだった。
旅行も一緒に行ったなあ。
私もスイス，イタリア，ロシアとご一緒させていただいた。
ロシアが最後になった。
石畳で何度も転ばれるので，ちょっと心配になった思い出がある。
フィレンツェだったかな，古いホテルの屋上で夕日に赤く染められた教会を静かにスケッチしていた姿が浮かんでくる。
脇で私と女房はワインを飲んだくれていたが…。
葬儀は直葬で行うということで，女房だけが参加した。
私は家で，眠い目をこすりながら結婚披露宴の写真整理。
最近はめでたい話は少ないので，これはなかなかよい。
もっと枚数を減らさなくちゃなどと思っているうちに夜。
女房は葬儀から実家へ向かっているはず。
ゴミ出しついでに新聞を取ってくる。
夕食の献立。
女房の作ったロールキャベツ。
実家からの白菜の漬け物。
冷凍しておいたご飯。
赤ワイン少々。
咳がたまに出る。
ほとんど治ったんじゃなかろうか。
２時就寝。
まさか，この日もまた咳で一晩中寝られないとは予想もしていなかった…。
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