2020年8月18日(火) 晴れのち曇り

 いつもどおりの火曜日だったと思う。

 そういえば,先日白沙村荘のことをちょっと書いたが,白沙村荘と言えば橋本関雪で彼は千萬子のおじいさんだったのだ。

 本を読んでいてどうも聞いたような名前だと思っていたら,そういうことだった。

 当時その辺りの知識があれば,もっといろいろ楽しめただろうにと思う。

 ま,私のレベルでは所詮無理な話だろうが。

 同じ作家繋がりというわけではないが,「緑の毒」(桐野夏生)を読み終える。

 前回とはうって変わってこれはミステリー。

 展開がどんどん変わってスピーディー,あっという間に読み終えたが,最後は意外と淡泊な印象。

 犯人の職業を被害者があっさりと言い当てるところなど,ちょっと違和感を感じたな。

 しかし,ドロドロとした欲望や人間関係の描写はこの作家らしくてよい。

 最終章はとってつけたような感じだったが,やはり単行本化の後に付け加えたものらしい。

 あの彼女はどうなったのかと,気にする人が多かったのかもしれない。

 夕方から買い物へ。

 体調が今ひとつだったので,ゴミ捨てと新聞を取るだけで戻ってくるつもりだったが,いけるなら行こうとリュックだけは背負って出た。

 曇って風があったせいか,殺人的な暑さというわけではなく意外と歩けそう。

 思い切って,駅そばのスーパーへ。

 小松菜,サラダ菜,キュウリ,グリーンアスパラ,トウモロコシ,冬瓜,長芋,タマネギ,ジャガイモ,インゲン,長ネギ,エリンギ,ブナシメジ,ナス,ピーマン,カニかま,冷やし中華麺,棒アイス,ゴミ袋,レジ袋。

 合計3,415円。

 ポイント853円分を使った。

 1回まわって会計を済ませたのだが,もう少し持てそうだなと追加で野菜を5種類買いポイントで支払った。

 エコバッグを忘れて,買ったゴミ袋を使うつもりだったのだが,結局レジ袋を頼んでしまった。

 4円だった。

 野菜が高いのにも閉口。

 これならもう少し歩けると,図書館に寄ってアサヒカメラ7月号を借りる。

 アサヒカメラ最後の号である。

 新聞と郵便物を取り出したところへ,管理人さんが。

 切り抜きのお礼だと言って,また何かを渡されてしまった。

 18時を回っていたが,私が戻ってくるのを待っていたのかもしれない。

 義理堅い方である。

 切り抜きについていろいろ話したかったが,時間も時間だし,私はアイスとか背負っているしで,挨拶だけ。

 シャワーを浴びる。

 しかし,やはり調子に乗りすぎたかもしれない。

 ちょっとぐったり気味である。

 情けないカラダになったものだ。

 様子を見ていた女房が,私が夕飯を作ると助け船を出してくれた。

 挽肉とナスの味噌炒め,カニかまを使ったサラダなど作りたかったものを伝える。

 要望に応えた夕食があっという間にできあがった。

 ビールは飲まず。

 皿洗いも女房。

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