8時半起床。
女房の朝食。
息子がいるので和食。
義母から花が届く。
女房のはとこからも。
彼女と女房とは同年で実家が近所で幼なじみ,老猫繋がりでもある。
10時,到着した葬儀社から電話で,女房と息子は下に降りて打ち合わせ。
15分後戻ってきて,愛猫を病院通いに使っていたいつものバッグに寝かせ,花束を持って出た。
私は玄関でお別れである。
火葬には,1時間半ほどかかるという。
今度は,息子を置いて私と女房で車を見に行く。
きっとこの辺に止めるんじゃないかと昨晩予想したとおりの場所に車はあった。
公園の近くで3方向に住宅がなく,行き止まりの道路脇なので交通量もほとんどない場所だ。
ワンボックスタイプの軽自動車が1台。
騒音も煙も匂いも感じられないのは,まあ当然だろう。
高温なので上から陽炎が出ますという話だったが見てもわからなかった。
担当者としばらく話す。
需要は多いらしく,毎日夜まであちこちを移動している。
この車は小さいペット専用で,ほとんど猫専用である。
燃料は灯油を使っている。
灯油だと燃焼温度が低そうな気もしたが,まあ私の知識では何ともわからない。
もうすぐ終わりますというので,家に戻ってしばらく待つ。
呼ばれた2人が白い布に包まれた小さな骨壺と分骨用のカプセルを持って戻ってきた。
カプセルの中には真っ白な小さな指の骨が2本入っていた。
骨壺も開けてみる。
これまた綺麗な頭蓋骨が上に乗っていた。
触るとまだ暖かい。
一方がとがった楕円形で,昨晩見たキツネのイメージはこれだったのだなと納得した。
ガンがあちこちに転移していたようだ,骨はとてもしっかりしていたのでそれがなければあと数年は生きられたのではないかと言われたそうだ。
がんについては医者からも言われていたが,骨でわかるものなのか。
親族の骨拾いで同じような話が出たのを思いだしたが,骨に転移していたということだろうか。
女房の仕事仲間のUさん,Nさんから花束が届く。
昼食は,女房が買ってきた寿司を息子と。
女房は,パンを食べる。
遺影がほしいと言われて,私はパソコンを検索。
何しろ旅行の写真やら花の写真やらなんだかんだで8万枚ぐらいの写真が入っているから検索が大変。
しかし,いろいろ思い出すなあ。
こんなにまるまるとしていたんだとか,あんな高いところに飛び乗っていたんだとか,段ボールを食いちぎって散らかしたとか,ほとんど寝てばっかりじゃないかとか…。
結局終わらず,あす以降に。
夕食の献立。
鶏の塩焼き。タマネギ,ブナシメジ,ナス,ピーマン添え。塩,胡椒,酒,バルサミコソース,…。
ポテトサラダ。タマネギ,ニンジン,レタス,ブロッコリー,ミニトマト,塩,胡椒,ガラスープの素,マヨネーズ,酢,砂糖,…。
朝,女房が作った味噌汁。増量した。
ご飯。
ビール250mL。
明日もリモートではなく出社するという息子は,新居へ。
皿を洗って,風呂に入って,1時半就寝。
愛猫の骨壺は,花に囲まれて食卓脇の棚の上に置かれている。
昨日,今朝と腹の調子が最悪だったことをすっかり書き忘れていた。
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