2020年12月8日(火) 曇り

 9時近くに起床。

 喉のあたりからパタパタパタ…とバイクのエンジン音のような音が出て一向に止まらない。

 なんとかしてほしいと思っていると,お袋さんが出てきて私にまたがってキスするように私に顔を近づけてきた。

 「や,やめてくれよ!」と叫んだところで目が覚めた。

 いったい何だろうね。

 CPAP装着して寝るようになってから,喉からイビキとは違う妙な音が出る気がしていた(おそらく本当)ので,そのときも喉かあるいは鼻の奥が震えていたのは間違いないと思う。

 女房の朝食。

 夢の話をすると,それはあなたの息が止まりそうになったのでお母さんが人工呼吸をしようと出てきたのよ,そういえばきょうはお母さんの誕生日だったわねと。

 我がカラダが数日でCPAPに適応し,これではわしの出る幕がないと隙を見つけてなんとかイビキを響かせてやろう,呼吸を止めてやろうと試みていたところにお袋が正義の味方として登場したという構図なのか。

 それにしても腹の上にまたがられてのキスは怖かったな。

 女房に私が倒れたら人工呼吸できるかと聞いたら,もちろん!愛猫にだってやったから,あばらが折れるまで心臓マッサージもするわと元気に応えてくれた。

 頼もしい妻である。

 テレビを見て,本を読む。

 「星の子」(今村夏子)

 一気に最後まで読んでしまった。

 怪しげな宗教?にのめり込む両親とその子供の生活を子供からの視点で書いたという独特の雰囲気のある小説。

 「とんでも」が大好きな私としては,どうやってオチをつけるのだろうと思って読み進めたが,そもそもそういう読み方からして間違っていたようだ。

 彼女に訪れるのは希望なのか,絶望なのか。

 家族を捨てた?姉はどうなったのか。

 引っ越すたびに家が狭くなっていくという3人の行く末は?

 「余韻」ありすぎのふしぎな小説である。

 と思って,解説(対談)を読んだらあの「こちらあみ子」の作者だったのだな。

 これについては前に書いた記憶がある。

 1回読んで途方に暮れて,2回読んだのだった。

 ま,こうして簡単に作者の術中にはまるワタクシである。

 昼食は,ヨーグルトにドイツからのお菓子など。

 女房は買い物へ。

 私は,ネットでいろいろ。

 Zoom飲み会の予定が決まったので,全員に返信。

 まったく反応のない人もいるのだが(Nくん,キミですよ),一応メールだけはしておく。

 Sさんからは,毎回参加できずに申し訳ございませんと返信が来る。

 けっこう一緒に飲んでいたグループだから,これからもこうやってメールし続けるのか,なかなか難しいところではある。

 CPAPの加湿器とチューブが届く。

 洗濯物を取り込んで,寝室に室内干し。

 寝室の湿度を高めようと思ったのだが,けっこう乾いていたな。

 風呂を洗おうとしたら,すでに洗われていた。

 女房の買い物。

 台所用洗剤,お掃除シート,キッチンペーパー,紳士カットソー2着。

 合計3,732円。

 支払いは私。

 家計簿につけておかなくちゃ。

 夕食の献立。

 豚肉とごま高菜の炒め物。ネギ,ブナシメジ,パプリカ赤黄,塩,胡椒,酒,ポン酢,醤油,…。

 昨日のポテトサラダの残り。アボカドを追加。レモン。

 キャベツと油揚げの味噌汁。例の「松山揚げ」

 ご飯。

 ビール750mL。

 腹の調子がよかったので飲んでしまった。

 お袋さんの誕生日ついでに思い出して,妹にLINE。

 CPAPの件も伝えて,いろいろやりとり。

 また,コロナ患者が職場で出たそうだ。

 皿を洗って,テレビを見て,風呂に入って,1時半就寝。

 加湿器をつけたCPAPの具合はどうだろうか。

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