9時起床。
女房の朝食。
「あひる」「むらさきのスカートの女」「木になった亜沙」(いずれも今村夏子)を読み終える。
先日読んだ「星の子」でちょっと興味を持って図書館で借りてみた。
いくつかの短編からなり,平易な読みやすい文章で書かれているのであっという間に読める。
ただ,中身は相当にくせ者。
「あひる」はアヒルを飼い始めた家族,「むらさきの…」は文字通りむらさきのスカートをはいた女の日常,「木になった…」は木になった女のその後の顛末,って,えっ何それと言いたくなるような内容ばかりが並ぶ。
木になった彼女はその後割り箸にまでされてしまうのだから,童話か寓話かSFかって思いたいが,そういう分野のものでもなさそう。
村田沙耶香の「コンビニ人間」以来の奇妙な小説と言ってはなんだが,文章がわかりやすいだけにこちらの方がとっつきやすかったことは事実。
なにを言いたいのかとか起承転結はとか,月並みな読み方を拒否されている感じは似ているのかもしれない。
ふとした何かをきっかけに,心の思いつくまま,流れるままに書き綴っているような印象があり,だとしたら羨ましい限り。
こういう小説を待ってましたという人もいるのだろうが,私には微妙。
「ある夜の思い出」が一番おもしろかった。
匍匐前進?しながら生きる女の物語である。
昼食は,リンゴに甘いものなど。
女房は和服に着替えてお稽古へ。
ゴロゴロする。
体調はイマイチ。
散歩に出る気にもならない。
夕食の献立。
豚しゃぶ。ネギ,白菜,ブロッコリー,パプリカ赤黄,ブナシメジ,椎茸,…。ポン酢にゴマだれ。
昨日の煮物の残り。3日目で完食。
高菜の漬物。
ご飯。
ビール500mL。
「刑事コロンボ」を見る。
刑事ドラマの刑事役の犯人とコロンボの推理合戦。
まあまあおもしろい。
ネット大好き人間だが,この分野は疎かった。
私もポケモンGOのキャラを女子にしている(時節柄ズボン穿かせてマスクもしている)から,「バ美肉おじさん」に片足ぐらい突っ込んでいるのかもしれない。
「バ美肉おばさん」はいないのだろうか。
風呂に入って,ジンクピリチオンでシャンプーして,2時就寝。
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