2021年4月26日(月) 晴れ

 9時起床。

 女房の朝食。

 いつものようにあさイチを見てテレビ体操をして,CPAPを分解掃除。

 新聞を読んでネットを見る。

 朝ドラの再放送を見てから昼食。

 女房が買ってきた,甘いものなどを食べる。

 「聖の青春」を見る。

 29歳の若さで病気で亡くなったA級棋士村山八段の物語である。

 彼の活躍していたころは,私自身将棋への興味が少し失せていた時代だったので,やたら強いことや病気のことも一応は知ってはいたが,画面に出てくるようなエピソードの数々は初めてだった。

 「無頼」の時代の名残のような人物だな。

 ご本人に似せて体重増加した松山ケンイチと,奨励会を去らなければならない染谷将太の悲哀がよい。

 しかし,将棋の天才を主人公にする以上,その指し手の素晴らしさや独創性,読みの深さなどに触れないのはどうかと思うわけだが,そこに踏み込むと需要が限られるというジレンマがあるのだろうね。

 対局は真剣勝負の殴り合いでもあるし斬り合いでもあると言ってはいるものの結局イメージでやるしかなくて,スローモーションで白鳥が飛んだりするわけである。

 どうしてもヒューマンドラマにせざるを得ないという難しさというかもどかしさはありそうだ。

 女房は,フラワーデザインの先生をしている従妹のKちゃんに花束をもらいに出かける。

 仕事帰りに立ち寄ってくれる予定だったのだが,なんとご本人が軽油とガソリンを入れ間違えたとという「事件」があって急遽女房が取りに行くことになったのだ。

 緊急事態宣言下の不要不急の外出に当たるような気もするが,まあしかたがない。

 女房の帰宅を待って,私は散歩へ。

 風呂に入る。

 録画しておいた「奇跡のレッスン 将棋 森内俊之 “負け”を糧に逆転の一手を!」を見る。

 しかし,将棋の上達法を指導するというのはなかなか難しい気がするなあ。

 スポーツだと基本の動作を繰り返す,そのときのポイントはこれこれみたいのがあってそこを気づかせて体得させると子供はぐんぐんと伸びるというような場面はこの番組で何度も見ているが,将棋の場合はどうなんだろうね。

 もちろん格言のようなものはあるから,たとえば守りは金銀3枚とか玉は下段に追えとかいろいろ言われるわけだが,いざ実戦となると場面場面の違いがありすぎて一朝一夕に強くなる気がしない。

 つまり一歩一歩少しずつしか強くなれないと思っていたのだが違うのかな。

 とはいっても,最後に生徒が香1枚いや角1枚強くなった気がしますと答えたのは,さすがの森内マジックなのかもしれないね。

 さすがにこの番組では指し手がさまざまな形で解説されたが,ルールを知らないと面白さは半減するのではなかろうか。

 夕食の献立。

 スープパスタ。きのうのなんちゃってロールキャベツの残りに水とキャベツとブナシメジを追加して,最後に二つに折ったパスタを入れた。

 女房の作ったナムル。部屋で韓国映画を見ていて,ナムルのような常備菜でご飯というシーンがやたら多いのに触発されて作ってみたという。

 女房の作った新タマネギの甘酢漬け。

 ビール750mL。

 女房の買ってきた赤ワイン少々。

 テレビを見て,皿を洗って,1時半就寝。

-----------------------------------