9時起床。
女房の朝食。
テレビを見て,体操をして,テレビを見て,ベッドを整えて,CPAPのマスク等を洗う。
新聞を読んで,ネットをチェック。
朝ドラ再放送を見て,昼食。
ヨーグルトに柿にバナナ,お菓子など。
体操をして,ネットに向かう。
女房は市場調査と称して,商店街へ。
私は仕事らしきものをちょっとしてから散歩に出る。
公園脇の暗がりの中,入り口の掲示板を見つめてじっと動かない男の子を発見。
背中には大きなランドセル,手には布製の袋を二つ,荷物が重くて休憩中か。
ぐるっと一周して戻ってきたらまだ動かない。
今度は端末を手にじっと見つめている。
この辺の小学生が首から提げている携帯電話のようなものらしい。
もう一度一周。
10mぐらい移動したところでまた立ち止まっている。
ポケモンGOをしながら様子を見ていたらようやく動き出した。
しかし,道路を右へ左へとフラフラしながら一向に進まないのである。
立ち止まって駐車中の車をじっと見つめたりしているように見える。
30mぐらいは進んだだろうか,今度は向きを変えてこちらに戻ってきた。
おい,おい。
私の脇を通り過ぎるとき,目があったので声をかけてみた。
「傘を忘れた…」と一言。
心配になって学校近くまで,つかず離れず一緒に歩いた。
話しかけてみたが,ポツポツと返事が返ってくるだけで要領を得ない。
1年生だということはわかった。
手前で分かれて道路を挟んで見てたら,同じような背格好の子供が2人校門から出てきて,女の子が忘れ物?と声をかけているのが聞こえた。
父兄らしい人が見守っていたので,学童保育みたいのをやっているのかもしれない。
女性が鍵を開けて中へ入れてくれたのを見届けてその場をあとにした。
18時を回ったころだからとっくに辺りは暗くなっていて,特に公園のあたりは街灯が少ない。
まあ,安全な日本ではあるからなあ。
思わぬ時間を食ってしまったので,ちょっときつめに何回か走ってみた。
ハアハアしつつ,さっきの場所に戻ったら…。
いるではないか!
傘あった?と聞いてみたら,黙って見せてくれた。
じゃあ,気を付けて帰るんだよと私。
風呂に入らなくちゃ,夕飯遅くなるとまた女房に怒られると家に向かって歩き出した私であるが,やはりどうも気になる。
Uターンしてさっきの場所に戻る。
数10m先に,落とした傘を拾い上げている彼がいた。
1年生には大きすぎるランドセルに見えたし,そもそも荷物が多すぎだろう。
暗くてよく見えないのでもう少し近づいてみた。
相変わらずあっちへフラフラこっちへフラフラ,ときに立ち止まって何かを一生懸命見ている。
十字路を渡って坂を下りていったが,頭が一向に隠れない。
十字路のところまで見に行った。
少し先へ行けば商店街でそこは明るい。
その手前まで見届けて,家に帰ったのである。
何というか好奇心の塊のような気もしたな。
車が好きなのではなかろうか。
しかし,親はなかなか帰ってこないとやきもきしているかもしれない。
我が家も女房がイライラしているかもしれない。
急いで帰ってことの顛末を軽く説明して,風呂に入る。
夕食の献立。
いつもより30分遅くなった。
「チーズがとろ~り!フレンチカツレツ」あさイチで見たものをアレンジ。豚薄切り,スライスチーズ,ハム,小麦粉,溶き卵,パン粉,サラダ油。カイワレ,ソース。テレビではトマトソースを作っていたが面倒なので省略。キャベツもなし。
ブロッコリーとレタスのナムル風。塩,醤油,ごま油,ミニトマト。
ご飯。
ビール750mL
赤ワインは女房のみ。
20時過ぎると書斎からそっと出てきて陰から「家政婦は見た!」を真似する女房なのであるが,今日は2回もそれをやられた。
テレビを見て,皿を洗う。
油ものは後処理が面倒である。
新聞を読んで,2時就寝。
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