礼状書くのにバタバタしてしまった。
文房具屋に走って,A4の用紙とか,白封筒とかちょっとおしゃれな封筒とか買った。
900円ぐらいかかった。
礼状は,一稿目で女房から良しが出て,二稿めで妹から褒められて,三稿めで妹の意見も取り入れてようやく完成。
テキストと見た目もあるからPDFもメールで送って,女房はリッチテキストで赤を入れてきたりして,なんだか「進んでる家族〜」って感じである。
プリントアウトして,封筒にも印刷して,大慌てで家を出る。
現地駐車場前で,都合よく妹親子に会う。
大量の「御礼」を買ってきてくれた。
どっちの封筒がいい?と聞いたら,二人ともおしゃれな方だって。
おじさんとは感覚が違う。
受付とフロアにあいさつ。
担当のKさんが素敵なアルバムを持ってきてくれた。
思い出の写真の数々と,担当者一人一人の手書きのメッセージ。
しばらく言葉が出なかった。
15年といえばあまりに長い。
Kさんだって,まだ子供だっただろう。
突然,妹が彼女に,最後だからと「独身?」と余計なことを聞く。
だったら「こちらの息子さんはどう?」と私を指さす。
人の好いKさんはころころと笑っている。
うーむ,私としては大歓迎なんだがなあ…。
こればっかりは本人の問題だからなあ…。
息子は家ではゲームばっかりしてて,などと聞かれもしないのにおろおろと「弁解」してしまう。
役立たずなオヤジである。
やがて,Kさんは仕事に戻り,我々だけが部屋に残る。
ベッド一つを残してがらんどうになった部屋の床を赤ん坊がはいずり,壁を伝わって移動する。
ニコニコしながら私にもしがみついてくる。
つかまり立ちにちょうどいいのかもしれない。
お袋さんはひ孫の存在を感知したのだろうか。
生まれたての頃,膝に乗せたら確かに見ていたと思う。
自分のひ孫と認識したかどうかはわからないが,目はしっかりとひ孫をとらえていたと思う。
こうやって,血は脈々と受け継がれていくわけだ。
我が家は,そうでもなさそうだが…。
って,また余計なことを書いてしまった。
まだまだ分からないぞ!
空になった部屋をぱちぱち写真に撮って,それでも名残惜しくて部屋の外からも撮って,再度皆さんにあいさつをして,外に回って建物の外観を撮って眺めて話して,ようやく帰途に就く。
妹たちと別れ,ふと腹が減っていることに気がついた。
17時だった。
昼食をとっていなかった。
このおれ様が昼食を忘れるなんて…。
この駅に来るのもこれが最後かもしれないと,駅ビルのラーメン屋に入る。
何とかデラックスと餃子5個に生ビール。
餃子のちっちゃいのには驚いたが,これはかわいいというべきなのだろう。
有名なチェーン店で入るのは2度目。
前回は12月か。
ラーメンは確かにうまい。
お会計は1,800円。
21時ごろ,干しイモ,クッキー,ミカン少々。
女房も息子も今日は飲み会(新年会)だった。
女房は23時ごろ帰宅,息子は午前様。
そういえば,バタバタしながらもマット類を洗濯したのだった。
で,そのあたりに掃除機もかけたのだった。
忙しい中,よくやるじゃないか…って,我ながらそう思うぞ。
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