9時20分起床。
タイマーで炊いたご飯,納豆,ダイコンとナスとニンジンの味噌汁,ふりかけで朝食。
日曜美術館をちょっと見て,洗濯。
将棋も見る。
噂の東京マガジン,ザ・ノンフィクション。
午後から晴の予報だったが,空はどんよりとした曇り模様。
昼食は,お菓子など。
ゴロゴロする。
本を読み終える。
「あのこは貴族」 (山内 マリコ )
初めて読んだ作家だと思う。
今どき,こんな感じのお嬢様やお坊ちゃまがいるのかという気がしないでもないが,まあ私が知らない世界があるのかもしれない。
厳然と分かれていないにしても,ある種の階級社会といっていいのか,階層というのか,あんまり触れてはいけないのか,まあ住む世界が違うというのはあるだろう。
一度スキーをご一緒した某女子はひょっとすると正真正銘のお嬢様だったのかもしれないと思うことはある。
みんなからは「姫」と呼ばれていた。
美人だったがちょっと近寄りがたい雰囲気があって私はほとんど話さなかったのだが,なにかのときに「ダーリンは…」と話しかけられて面食らった覚えがある。
わしがダーリンなら,「奥様は魔女」か?(ちょっと古い…)
何を話したのかはまったく記憶にないけど。
女房はその後も関係があったはずだが,最近は話を聞かないな。
本の話だった。
女房が読んだものを借りたのだが,しばしば出てくる今どきの言葉,ファッション用語などがさっぱりわからない。
「…,スキニーパンツに紺色のTシャツにヴァンクリーフのロングネックレスという,いたってラフな格好でのぞんだ。かごバッグにエスパドリーユ,冷房対策にカーディガンを羽織っている。」とかあっても,わかるのはTシャツとカーディガンくらいである。
お母様の趣味がポーセリンペインティングと言われてもなあ…。
いちいちネットで調べたりした。
話そのものはひとりの男をめぐるある種の三角関係を描いてはいるが,深窓の令嬢と慶応育ちのお坊ちゃま,それに地方から慶応大に入ったものの中退して「東京人」を目指す能動的な女性の3人だから,それぞれがそれぞれの立場(しがらみ?)をわきまえてドロドロとした修羅場にはならないところがおもしろい。
女性陣がよくしゃべるのには驚いたが,最後は意外とあっさりめ,普通っぽくなってしまったのがちょっと物足りない。
サイドチェストの整理。
家の契約前の書類とかリフォームの見積もりとか,会社員時代の名刺の束とか,いろいろ出てきたので全部捨てる。
女房が焼却処分用の箱を用意しているのでそこに入れるだけであるが,再資源化できそうな紙は個人情報の部分だけ破いて捨てたので,それなりの作業量にはなる。
さらに覚えのないコダクロームのスライド写真がゾロゾロ出てきたんだけど,これはなんだったっけ?
南の島の食事関係それも伝統的なものらしい写真で,プロが撮ったものだと思う。
どうしてここにあるんだろう?
洗濯物は室内干しに。
一歩も外へ出ず。
風呂に入る。
夕食の献立。
冷凍食品のエビチリ。ずいぶん前から冷凍庫にあって,早く食べなくちゃと女房と話していたもの。
朝の味噌汁。
朝のご飯。エビチリどんぶりにした。
酒は飲まず。
薬は飲む。
テレビを見て,1時50分就寝。
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