8時半起床。
女房の朝食。
ただし,女房は食べない。
昼食に備えるらしい。
皿洗いは息子。
急いで風呂にはいる。
女房とお出かけ。
女房のお袋さん姉妹と待ち合わせて,「パリの朝市」で昼食。
銀座でおしゃれな昼食というとだいたいここになる。
本格的なフレンチだと思うが,こってりはしていない。
女性を意識しているって感じかな。
ワインの白と赤をグラスで1杯ずつ。
私が普段買うワインのボトル4本分以上の価格だが,ここでそれを言うのは野暮ってもの。
ゆっくり食事をしてから,ル テアトル銀座へ。
「ルーマーズ 口から耳へ、耳から口へ」
黒柳徹子主演海外コメディ・シリーズ第26弾,ル テアトル銀座での最後の公演ってことらしいが,何年か前にも同じ演目を見た記憶がある。
しかし,いざ始まってみると,なーんにも覚えていないことが判明。
最後に女性の警察官が出てきたような気が,って,覚えているのはそこだけかい!
うーん,でも,見ているうちにかとうかず子が前回もいたことは思い出したし,階段を上ったり下りたりドアを出たり入ったりのドタバタがウリであったような気もしてきた。
この劇場には10回以上足を運んでいる。
つまりは10年以上前から見ているわけで,私が歳を取ったのと同様出演者も歳を取っているわけである。
だから,階段を上り下りする代わりにゴンドラで上ったり下りたりも演出上はありなのだろう。
私と同様,彼女も寄る年波には勝てないってことだとすると,ちょっと親近感を覚えるなあ。
単に,腰をひねっただけとか足を痛めただけということかもしれないが。
ここは毎回,トークショーのある日を選んできている。
実をいうと,劇よりトークショーの方がおもしろい。
こう言ってはなんだが,海外のコメディというのは,どこがおもしろいのかよくわからないところがある。
大金持ちとかドレスを着てのパーティとか市長とか上院議員とか精神科医とかマシンガントークとか間髪を入れない掛け合いとかアメリカンジョークとか,あちらの上流社会に縁のないせいかどうもピンと来ない点が多々あって,なかなか大口開けて笑い転げるという感じにならないのである。
しかし,閉幕後の黒柳徹子のトークにはいつも大爆笑させられる。
毎回のように同じ話題が出るのだが,そうと知っていてもおかしい。
鉄板ネタの杉村春子など,いつ出てくるのかと待ち遠しくてしかたがない。
名前が挙がってきたところで,女房と肘をつつき合ったりして,以後の笑いに備える。
今回,大滝秀治の話を初めて聞いた。
重すぎたイヤリングとか,手を挙げて乗った霊柩車とか,故人の一面を見事に伝えている感じがする。
最後は,100歳まで現役を続けたいから皆さんも長生きしてまた見に来てくださいって,なんだかんだで大幅に時間を延長してしゃべってくださったが,体は動かなくなっても口は動きそうだから,このトークショーだけは続けるといいんじゃないかと思う。
雨の中,母親を送るという女房と別れて,いつものスーパーへ。
白ワイン,笹かまぼこ,牧場の朝ヨーグルト,レーズンロール,白菜,たこ,じゃがいも,甘塩鮭。
合計2079円。
ワインは,珍しく奮発して1本780円!
夕食の献立。
牛乳鍋。鮭,じゃがいも,ニンジン,白菜,エノキ,ネギ。白ワイン,鶏ガラスープの素,塩,胡椒,味噌,パルメザンチーズ…。
たことわかめとトマト。ポン酢。
ご飯。
残っていた味噌汁。
ビール1000mL,白ワイン。
皿洗いは女房。
11時までソファーで爆睡。
うとうとしながら,イ・サン,地球ドラマチック,スーパープレゼンテーションを見る。
風呂にはいる。
なんだか,体調が悪くて眠れない。
横になっていると後頭部で銅鑼をたたかれたような音がする。
実際に音が聞こえるわけではないと思うが,そんな気がする。
最近ときどき起きる現象だ。
脳の血管でも切れたのか。
手がしびれているような気がする。
4時半になっても寝られない。
飲み忘れていた血圧の薬を飲む。
パソコンからリフォーム代金の振込をする。
あらゆるパスワードは私の頭の中だから,私に何かあると簡単には振込ができなくなる。
5時半,再び床にはいる。
ようやく眠りにつく。