9時起床。
女房の朝食。
女房は,お出かけ。
お花展を見てそこでお花の師匠と会食らしい。
和室を片付けてほしいと言われたので,一応始めてみたが,高校時代のものがいろいろ出てきて読みふけってしまった。
確か学校新聞に投書したと思うのだが,どれが自分の書いたものか分からない。
日記らしきものも出てきた。
「日記擬」(にっきもどき)と名付けて書いていたのは覚えていたが,高校の3年間だけぐだぐだ書いただけだと思いこんでいたら,全然そんなことはなかった。
17歳直前から書き始めて,なんと就職後も書いている。
トータル10年チョイである。
記憶は当てにならないっていつも公言しているのだが,まさにその通り。
大学ノートを横向きにして縦書きでミミズがのたくったような文字が隙間なく延々と続いている。
表2から表3までびっしりと書いてあるノートもあった。
赤ペンで修正してあったり,引出線で詳しい説明があったりする。
書き直しもやたらある。
ちょっと病的な感じもする。
全部重ねて厚さを測ったら7cmあった。
いやはやなんとも疾風怒濤の時代だったのだなあ。
ほとんど覚えていないが。
で,ちょっと読み出したらこれがけっこうおもしろい。
読めない文字もしばしばあるのだが,それでもいまよりはましな筆跡である。
将来への悩みから,自分の能力,自信のなさ,家族のこと,旅行記,恋愛問題,エッセイ,小説,日記,いずれも擬(もどき)のようだが盛りだくさんである。
日記というか備忘録というかは何々の単価がいくらとか事細かに書いてあったりするから,いまのこれに近いわけでちょっと笑ってしまう。
全然進歩してないじゃん。
しかし,日記のつもりで読んでいたらSFだったというページもあって,なかなか一筋縄ではいかない。
やるじゃん,若いオレ!
某女子に宛てて書いたラブレター(らしきもの)の下書き(らしきもの)もあったりして,これは赤面もの。
送ったことは記憶にあるのだが,ぶっつけ本番で書いたものだとばかり思っていた。
便せんの表裏30枚くらいに書いたのではなかったか。
そんな分厚い手紙を受け取った彼女はさぞかし困惑したことだろう。
10年くらいたって,2人で酒を飲む機会があったのだが,まったくもってその話は出せなかった。
彼女もまったく触れなかった。
その辺,気が向けばもう少し詳しく書くかもしれない。
しかし,まあ,いろいろ読む限りまともな人間だったとは思えんなあ。
よく今日まで大過なく生きてこられたものである。
その「日記擬」を終えて(中断して)30年後にこの「専業主夫日記」を始めたというわけで,それはそれでいろいろ感慨深い。
主夫業絡み以外のことは書かない,と決めたのは「日記擬」の経験があったからのだろう。
まあ,ときどき余計なことを書いているのは自覚しているが。
というか,これがまさにそうだな。
結局,整理はせずに,また同じ袋に戻して納戸に移動した。
片付けたわけではなく,移動しただけである。
駅そばのスーパーで買い物。
バジル,ほたて貝柱,ナス,ホウレンソウ,ピーマン,ミニトマト,白ワイン,金麦糖質75%オフ 500mL×2,濃い味糖質0 500mL×2。
合計2,354円。
夕食の献立。
牛肉とナスとトマトのパスタ。トマト缶,バジル,パルメザンチーズ,白ワイン,…。
サラダも作ったはずだが,レシピは忘れた…。
ビール1000mL。
白ワイン少々。
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