愛猫は相変わらず,食べないし飲まない。
女房は,彼を病院に連れて行く。
戻ってから,今度は実家へ。
お母さんも心配だがこちらも心配ということで,1泊で帰ってくるとのこと。
夕方から,買い物に行く。
相変わらずペーパー類がない。
だんだん心配になってきた。
お尻はよく洗ってから温風で乾かせばいいか…。
坂の途中のスーパー。
小松菜,つゆの素,せんべい,金麦糖質75%オフ 500mL×6。
合計1,501円。
帰宅したら,なんと愛猫がチュールを舐めていた。
ドーナツ状になったので,真ん中部分を少し食べたようだ。
朗報!ということでビデオと写真に撮って,家族に連絡。
夕食の献立。
前日の豚肉の炒め煮の残り。
とろろ昆布のお吸い物。
冷凍しておいたご飯。
どんぶりにしたらうまかった。
酒は飲まず。
いよいよ愛猫への強制給餌。
女房は口をひょいと開けさせてそこに薬をポンポン投げ入れてしまうのだが,私には無理。
まず,錠剤4種類を100円ショップで買ったミニすり鉢で粉にする。
それぞれ大きさも固さも違うので,それなりに手間がかかる。
すり鉢からシリンジに入れようとしたが到底無理,スプーンでも難しい。
うーむと悩んだすえ,粉薬を飲むときのように紙を使えばいいと思いついた。
株主向けに送られてくる議決権行使用のはがきの切れ端がちょうどいい。
折れ目をつけて,そこに粉を集め,シリンジのお尻から入れる。
病院でもらった粉ミルクのようなものをわずかのお湯で溶いて,トロトロの餌と混ぜ,シリンジで吸い上げる。
愛猫を抱き上げ,タオルで首から下をくるむ。
仰向けに抱いた状態で,頭をおさえて口の脇から餌を少しずつ流し込む。
首を振ったりはするが,いちおうぺちゃくちゃ口を動かして結局はのみこんでしまう。
このところちょっと元気なのか,手を出してきて抵抗もするが爪を立てるわけではない。
口の脇から漏れ出たりもするが,結局のところシリンジ1本半ぐらいは飲んだ(食べた)ようである。
で,その量はといえば,10mLもいかないはず。
いま測ってみたら,せいぜい7.5mLぐらいなのである。
これで長生きしろという方が無理だろうね。
トコトコと私の布団の上に帰っていく愛猫を追いかけて,ティッシュで口のまわりを拭いてやる。
コトンと横に倒れて,そのまま眠ってしまう。
タオルを上に掛けてやって,私は後片付けをしてから,風呂に入る。
風呂から上がっても,愛猫は同じ姿勢で寝ている。
2時半,私はベッドで寝る。
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