2012年10月26日(金)晴れ

 8時起床。
 トマト煮込み,味噌汁,ご飯で朝食。
 起きた瞬間から朝食をガバガバ食べられるのは,私の数少ない利点の一つだ。
 女房があきれている。
 8時半,工務店再来。
 食洗機を入れ替える。
 実は注文と違う機種がついていた。
 取り付け作業中に現場をのぞき込んで,気がついた。
 太っ腹な(?)社長が,正しいモノが届くまでそのまま使っていてくださいというので10日間ぐらい普通に使っていたわけ。
 しかし,天地サイズが違うだけとはいえ,新品の側板を外して捨てなくちゃいけないとか,新品の仕切り板をノコギリで切ったりしなくちゃいけないとか,一時はどうなることかと思ったが,意外とあっさり作業は終了。
 ほっとした…。
 私としては,搬入直後の食洗機の箱を見ていながら,間違いに気がつかなかったのが何とも悔しい。
 けっこうこういうのには敏感な男だったのである。
 かつては…。
 寸前に気づいて止めるという能力は,瞬間朝飯食いとともに私の数少ない長所の一つとひそかに自負していたのだが,衰えたものである。
 ダメである。
 情けない。
 それにしても,契約書にないものが届くというのは誰がどこでどう間違えたのか,何となくむにゃむにゃという感じなんだが,まあ結果オーライということで。
 太っ腹な社長がおまけもしてくれたし……。
 これでまた旅行に行ける…。
 ちなみにリフォーム費用は家族3人で応分に負担している。
 私としては,年収に応じて各自が負担すべきだと提案したのだが,反対多数で却下された。
 女房の収入は私の数倍だし,息子の収入もそれなりだから,年金生活者である私の負担が一番少なくていいはずだと主張したのだが,退職金をもらっているだろうとか俺はリフォームに賛成していないとか,なんだかんだと自己主張の多い奴らに言い負かされて,結局女房と私が同額,息子はずっと少ない,というアンバランスな負担にさせられた…。
 だから,まあ,おまけも出資金額に応じて戻すことになる。
 私が交渉した成果だから私のものだと小さな声で主張したんだが,これも多数決で却下された。
 立場の弱いオヤジである…。
 そんなこんなで,いろいろあったが,これでリフォーム工事は完了。
 ほっと一安心である。
 夕方から,飲み会へ。
 会社の同期10人で。
 びしっとしたスーツ組と私のようなラフな格好と,端から見ると妙な集団かもしれない。
 定年退職が少しずつ出ているが,最後は再来年の春になる。
 私一人がビールをしこたま飲んで(他は焼酎),2次会はお断りして,歩いて帰宅。
 途中,いつものスーパーに寄る。
 トマト缶,オリーブオイル,キャベツ,エリンギ,ニンジン,じゃがいも,豚肩ロースブロック,豚モモブロック。
 合計2122円。
 豚肉は20%引き,トータルでもなぜか5%引きだった。
 豚肉に塩,胡椒をたっぷり揉み込んで,冷蔵庫へ。
 あとは記憶がない…。