8時半起床。
女房の朝食。
愛猫の脚の具合がますます悪くなってきた。
後ろ足がうまく動かなくて,大股開きになってしまう。
たまに歩いてもすぐに倒れ込んでしまう。
前脚だけで,下半身を引きずって移動する。
トイレに間に合わないことが多くなってきた。
それでも食欲は衰えないらしく,私の足元にずりずりと這ってきて,マーガリンをくれとじっと見つめてくる。
指先につけて舐めさせてやるのだが,足りないと?噛んでくる。
生命力がすごい。
それに比べると,我ら夫婦の生命力はたいしたことがなさそうだ。
朝食中,ふとガスレンジを見るとフライパンの下で火がついたままだった。
これで何回目だろうかね。
センサーつきのコンロだから大事には至らないと思うが,なんだかねえ。
これ以上酷くなったら施設に入れてねと女房は言うのだが…。
1年ぐらい前から「忘れる」という傾向はあって,私もそうだからお互い年を取ったものだと思っていたのだが,どうなんだろう。
私自身息子が家にいたころ,洗面所の水道を閉め忘れて寝てしまったことが複数回あって,大丈夫かよと心配されたのだが,その後は忘れたことがないから単なる老化というよりはもう少し複雑な脳のメカニズムがあるのかもしれない。
夫婦同時に手助けが必要になる事態は避けたいし,息子に一方的に負担がかかるのも避けたいわけだが,こればかりはねえ。
久しぶりにPさんからメールが来ていたので,返信。
彼女もお母様を最近亡くされたとのこと。
また「仕事」をしましょう,やる気はあるんですよと,前向きの返信をした。
彼女の近況報告からちょっと勇気づけられたところはある。
三越伊勢丹から何か届く。
女房が頼んだ食材のお試しセットらしい。
夕食はこれで決まりだな。
昼食は,セットに入っていたバウムクーヘンなど。
難病の申請書を作るなど,なんだかんだしているうちに夕方。
散歩に出る。
夕食の献立。
上記のセットから,どこかの名店のラーメンとチャーシュー。1人前しか入っていなかったので半分ずつ。冷蔵庫にあったレタスと白菜。
ぐるはすの炒め物。これもセット。ぐるはすは水蓮菜という台湾産の植物だそうだ。針金のようにグルグルと巻かれて平たい袋に入っていたので食べ物とは思えなかった。1本1mぐらいの長さがありそうな蔓状のものである。サラダ鶏,ちくわ,ミニトマトと一緒に炒めてみた。塩,胡椒,醤油。シャキシャキしてうまい。
サトイモと油揚げの煮物。
ビール250mL。
白ワイン少々。
夕食も終わるころ,スマホを取り出した女房が「あら」と言った。
何と,きょうのお稽古をすっかり忘れていたそうだ。
水曜がだいたいお稽古の日なので今日は行かないのかと私が聞いたときには,月末は特別で何もないのよとのことだったのだが…。
皿を洗って,刑事コロンボ。
腹は無事。
1時半就寝。
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