8時15分起床。
女房の朝食。
薬を大量に飲んで,テレビをちょっと見て,新聞を読んで,本を読む。
京都の北白川仕伏町と出てきて思わず目を見張る。
かつて私が住んだことのある場所ではないか。
前に書いたと思うが,山の斜面のぼろ屋に1年近く住んでいた。
新入社員のときだから,45年くらい前かなあ。
大阪から引っ越して早々,目の前に大文字が大きく見えて驚いた記憶がある。
吉田山とか京都の町もよく見えた。
船形とかも見えた気がするのだが,記憶が定かでない。
京都にいたならお寺とかくわしいのかとよく聞かれたが,当時は全く関心がなかったな。
本社から来るお偉いさんのお供で会議終了後に先輩支社員が運転する車であちこち回ったりはしたけれど,まるで憶えていない。
御相伴に預かるといった感じで高そうな店に連れて行ってもらった記憶もあるけれど,質より量の私だったからなあ。
支社長に連れられて,どこかの家の応接間に上がり込んで高そうな酒を飲んだときには何だろうと思ったが,元舞子だか芸子さんだかの家だそうで,普通では絶対飲めないような場所と聞かされてもふーんという感じしかなかったよ。
猫に小判ねと女房には評されている。
まあ,そんな私にもいくつかはある京都らしい思い出の一番というと,冬の白沙村荘だな。
冬の寒い朝,なぜか急に思い立って訪ねてみた。
津々と雪が降り積もる中,客は私だけ。
庭を前に,独り佇んでいると心が洗われるような気になったのを憶えている。
後にも先にもあんな気分になったのはこのときだけだな。
俗っぽい思い出といえば,京大に入った高校の同級生にばったり出くわして,何回か遊んだことだな。下宿を訪ねたら同棲中?の彼女がいて,えらく羨ましかった…。
昔の思い出は切りがないが,折に触れて書いておこうとは思う。
昼食は,バナナにヨーグルト,お菓子など。
パソコンとかやっているうちに夕方に。
夕食の献立。
冷やし中華。ナス,キュウリ,アスパラ,トマト,焼き豚,錦糸玉子。
冷ややっこ。ネギ,キュウリ,削り節,ポン酢。
女房の作った辛子の漬物。
ビール750mL。
腹の調子がイマイチ。
昨日の痛みは感じなかったが…。
刑事コロンボほかを見て,皿を洗って,1時就寝。
寝る前にベランダに出てペルセウス座流星群を見る。
視野の端に複数の光線が見えたので,まあいいかという感じ。
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