2020年8月15日(土) 晴れ

 8時半起床。

 女房の朝食。

 午前中はずうっとテレビを見ていた。

 チコちゃんとか,ぶらり途中下車の旅とか,映画紹介とか,自転車旅とか。

 午後は,本を読んだり,新聞を読んだり,ネットを見たり書いたり。

 昼食はアイスクリームにお菓子など。

 「デンジャラス」(桐野夏生)を読み終える。

 これはなかなかおもしろかった。

 谷崎潤一郎をめぐる女性たちの確執というべきか。

 精神的な?ハーレム状態だな。

 羨ましくもあり,恐ろしくもあり。

 ちなみに谷崎潤一郎はまともに読んだことがない。

 まともにというのは,「日本の文学」だったかな,全何70巻だか80巻だかの文学全集を我が家が買っていていて,1冊届くたびにイヤラシそうな小説はないかと拾い読みしていて「鍵」とか「痴人の愛」とかを隠れてドキドキしながら読んだ記憶があるから。

 中学生のときだから,あの文体からどこまで理解できたかは憶えていないのだが,版画?のような挿絵が記憶に残っている。

 巻末を見て驚いたが,千萬子にもしっかり取材しているのだな。

 よくOKしてくれたものだと思ったが,潤一郎と千萬子の往復書簡は本にもなっているのだった。

 夕食は女房。

 豚とキャベツなどの炒め物。

 冷ややっこ。キムチ,梅干し,…。

 味噌汁。

 ご飯。

 ビール250mL。

 また,腹の調子が悪くなるという終戦記念日だった。

 敗戦記念日というべきかもしれない。

 「戦死」と言いながらかなりの人々が「餓死」とか,国家の体をなしていない。

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