9時起床。
女房の朝食。
テレビをちょっと見て,CPAPのマスク等を洗う。
女房は和服に着替えて歌舞伎へ。
幼なじみのKちゃんと一緒らしい。
昨日ちょっとした「事件」があった。
ささやかすぎる話でばかばかしいと言えばその通りなのだが,メモっておこう。
洗濯した靴下の片方がなくなったのである。
ピンチハンガーに靴下をぶら下げるときには,必ず左右対称の位置にぶら下げることにしている。
洗濯物から1足を取り出して対称に吊すのが習慣なわけであるが,なぜか洗濯槽からは片方しかみつからない。
いったいもう片方はどこへ行ったのかと,トータル1時間ぐらい探し回ったのが昨日のことである。
洗濯機の下や裏や,はては洗濯機内部に入ってしまったのではないかとまで思って,隙間から指を入れて探ったりもした。
女房にも話したし,この日記にも書くつもりだったがまあどうでもいいかとそのままにしていた。
で,きょうになって初心に返って再度探してみたわけである。
何のことはない。
ちゃんと干してあるではないか。
1足ずつ探して取り出すという原則をその瞬間は忘れていて,さらには片方だけを干したということも忘れてしまったということである。
いよいよ惚けが始まっているかもしれない…。
昼食は,昨日の親子丼の残り。
お菓子も少々。
パソコンでいろいろ。
どうも太ももが冷たくて気分が悪い。
気温は5月並みらしいのだが,私の太ももは冷え冷えなのである。
暖房を入れるのも何だかなあ,と布団に入って温まることにした。
ベッドで本を読む。
「ホテル・アイリス」(小川洋子)
女房が,こんなことも書く作家さんだったのねとわざわざ言ってきたので読んでみた。
彼女の作品は一つぐらいは読んだことがあるような気がするのだが,例によって記憶にない。
「博士の愛した数式」を映像で見たぐらいかもしれない。
女子高生と初老の男のゆがんだ?愛の世界である。
たしかに,SM描写とかする作家さんなんだと驚いたのは事実。
そういう印象はまったく持っていなかった。
ただ,文学的な雰囲気が強くてエロティックな刺激は少ない。
ふたりの持つ心の闇が「接点」となって始まった行為かもしれないが,よく理解できない。
単に教養のあるエロジジイの犯罪ではないかというのが,教養のない私の感想。
しかし,老人と美少女という関係は昔からいろいろ描かれているようだな。
小学生だか中学生だかのときに親の目をかすめて読んだ川端康成の「眠れる美女」を思い出した。
あれは衝撃だったなあ。
だからこんな爺さんになってしまったんだというのが私のきょうの結論である。
自分でも何言ってんだかわからないが。
女房が帰宅。
Kちゃんとホテルで結構なものを食べたらしい。
どうも体調が悪いので,再度ベッドに入って今度は1時間ほど目をつむる。
現金なもので,少し元気が出た。
風呂は女房が洗ってくれたので,私はゴミ捨てに。
夕食の献立。
「豚眠菜園」平野レミさんのレシピ。豚バラ肉,キャベツ,ネギ,ニンニク。豆板醤,酒,砂糖,醤油,…。
きのうのサラダの残り。
昨日の味噌汁の残り。
鍋で炊いたご飯。炊飯器の内蓋が壊れたので小さめの鍋で炊いてみた。ガスレンジのご飯モードを使っただけである。普通の鍋なので少し吹きこぼれたがおいしく炊けた。
ただ,保温が効かないので料理完成30分前にスイッチを入れる必要があることに途中で気がついた。
ビール500mL。
皿を洗う。
「ファイトソング」最終回。
まあ,よかったんじゃないでしょうか。
そういえば,いつの間にかパラリンピックも終わってしまったんだが,ウクライナ関連情報ばかり見ていて気が回らなかったのは残念である。
新聞を読んで,ネットでいろいろ。
CPAPのマスク等を組み立てて,2時就寝。
------------------------------------