9時起床。
眼は普段通り。
といっても若い頃に比べればいろいろありすぎだから,いずれ書くかもしれない。
女房の朝食。
皿を洗って,着替えて,女房に連れられオランダ大使館へ。
『2023年 ‐ オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開』イベントの抽選に当たったのだ。
現地で,女房の従妹のKちゃんとお友達にご挨拶。
二人ともオランダ在住歴が長い。
公邸の庭はそれほど広いわけではないが,形や色ともにさまざまな種類のチューリップが花盛りで写真を撮りまくった。
約100年前に立てられたという大使公邸の雰囲気もよい。
二人とはそこで別れて,女房と近くの老舗ホテルで昼食。
私はビーフピラフに生ビール,女房は桜スイーツセット。
合計で7,500円ほどになるはずだった。
はずだったというのは,ちょっとしたハプニングがあったから。
丸いソファーの席に案内されて女房と話していると,脇でガシャーンという音が。
見れば私の足元近くにカップとグラスが落ちて絨毯に大きなシミができている。
客がトレイを持ったウエイトレスと衝突したらしい。
男性の上着がびしょ濡れである。
大丈夫大丈夫といいながら彼は席に戻っていったものの,そうはいかないだろうから黒服の係がナプキンやらおしぼりやらを持って駆けつける。
あの濡れ具合を見ると,私にだって被害がおよんだ可能性があるなあ。
そう思って,椅子の背にかけたコートを見れば濡れた痕跡はみつからない。
食器類を下げるところだったらしく,食べ物が飛び散った可能性も少ない。
ただ,ソファーの肘掛けと太ももが当たりそうな部分には水がたれていたので,ナプキンで拭く。
黒服の男性に替えのナプキンを頼む。
ブドウのバッチを付けていたからソムリエだと女房。
すぐにナプキンが届いて,つづいて熱いおしぼりもくれた。
いろいろ詫びてくれたが,私は椅子の水を拭っただけなんだけどね。
食事が終わったところにまた彼が現れて,コーヒーはいかがかと。
遠慮しつつもありがたく頂戴。
そして会計。
また彼が出てきて,再度わびてくれた上におまけしてくれたのだった。
支払いは5,243円。
どういう計算かわからないが,ありがとう。
が,話はこれで終わらなかった。
女房の待つロビーに出ると,先回りした彼が女房と話している。
手に持った紙袋に売り物のパンを詰め込みながら…。
女房は遠慮しているが,まあいただけるものはいただくべきかと。
これが一流ホテルのおもてなし?かどうかわからないが,何だか得した気分でちょっと申し訳ない感じでもある。
そこがまあ,我ら夫婦の小市民的なところかもしれない…。
現場を正面から目撃した女房によると,席に戻ろうと歩いてきた男性(老人)が突然足をもつれさせて前方に倒れかかったところをウエイトレスがガシッと受け止めたという。
そのまま彼が倒れたらどうなったかわからないので,彼女の機転と行動力,体力を褒めるべきだというのが女房の意見。
老人は何でもないところで転ぶのである。
お寺の桜を撮ったりしながら帰宅。
どこも人だらけである。
着替えて,ゴミ出しをして,風呂に入る。
夕食の献立。
野菜の豚肉巻き。ゴボウ,ニンジン,ズッキーニ,サツマイモ,ネギ。塩,胡椒,砂糖,醤油,酒,味醂。
ゴロゴロ野菜のサラダ。ゴボウ,ニンジン,サツマイモ,ナガイモ,ズッキーニ。おいしい酢,マヨネーズ,塩。
ネギとブナシメジとわかめの味噌汁。
ご飯。
ビール350mL。
白ワイン少々。
皿を洗って,1時半就寝。
今週は人混みに行きすぎたなあと思っているところに,喉の痛みと咳…。
やばいな…。
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