2023年9月15日(金) 曇りのち線状降水帯 バルコニーがプールに!

 9時起床。

 女房の朝食。

 いつも通りの金曜日の午前中である。

 女房は歯医者へ。

 昼食は,あんみつにお菓子。

 ネットでいろいろ。

 スマホからやたら警報が出る。

 雨雲が次々とくるらしい。

 という間に,私の脇の窓ガラスに吹き付ける風と雨。

 一瞬で通り過ぎたかと思うとまたバラバラと横殴りの雨。

 ドカーン,ドカーンと雷の落ちる音。

 ライブカメラで近所の川を見るが,水位はそれほどでもない。

 バリバリと音がしたのでパソコンの電源を切ろうかと…。

 そこへ女房が駆け込んできた。

 ベランダが大変!

 水が,水がっ!

 洗面所の外のベランダ,というか屋根がないからバルコニーだな。

 慌てて見に行けば,サンダルがぷかぷか浮いて隅っこに移動中。

 まるでプールである。

 20cmぐらいの深さはありそう。

 夏ならば近所の子供を呼んで遊ばせたいくらいだ。

 しかし,そろそろ洗面所出入り口の下辺に到達しそうな水位の上昇である。

 超えるとどうなる?

 もしかして,床上浸水!?

 これはヤバイ。

 排水口にゴミが詰まったのだろう,すぐに取り除かないと。

 さて,どうするか。

 排水口の蓋は格子状ではずせない。

 何かで突くしかないか…。

 後ろから私がやるわと頼もしい女房。

 いつのまにか合羽を着てフードを目深に被り,片手に菜箸?と用意万端である。

 土砂降りの中,裸足になって果敢に飛び出す。

 くるぶしと膝の間くらいまでの水をジャボジャボとかき分けて,物干し台を経由し左の排水口へ。

 かがみ込んでざくざくと排水口を突く。

 私は扉を半開きに押さえつつ背後から応援。

 やがて,雨音に混じってゴーという音が…。

 水位がみるみる減っていく…。

 お見事!

 これで一安心である。

 続いて右の排水口へ。

 この時点でほとんど水は引いていた。

 さすが力持ちの女房!

 私は知恵を貸しただけだが…。

 しかし驚いたね。

 降り始めて1時間も経っていないのではなかろうか。

 200mmも降ったら災害レベルと言えないか。

 ライブカメラは?と戻れば,意外と水位は上がっていない。

 南側のベランダは,屋根もあって特に問題はなし。

 私の横のバルコニーは洗面所前と同じ構造だが,排水口の詰まりはないようだ。

 どこも女房が掃除をしているんだけどねえ。

 とにかく,これにて一件落着!ということで。

 ネットでいろいろ。

 夕方,雨も上がったところで散歩。

 池を見れば,カメがよく日向ぼっこをしている大きな石が水没していたのでやはりそれなりの量が降ったということだろう。

 シャワー。

 夕食の献立。

 鶏手羽元の甘酢煮。ネギ。3日前の鶏とサツマイモのポン酢炒めがけっこう残っていたのでそこにネギとキュウリと手羽元を追加しただけ。ポン酢,酒,醤油,砂糖。

 イカのサラダ。生食用ボイルイカに,キャベツとキュウリの千切り。細かくした塩トマト(ドライトマト)とすりおろしたナガイモ,ドレッシング。

 ダイコンとサツマイモのみそ汁。ダイコンは,きのうの刺身のツマ。

 焼きめし風。ネギ,ベーコン,解凍したご飯。塩,胡椒,ウスターソース,…。

 ビール750mL。

 白ワイン少々。

 テレビを見て,皿を洗って,新聞を読んで,2時にベッドへ。

 しかし,さっきは驚いたね。

 恐怖と言ってもよい。

 女房は,雨が降ってきたのでサンダルを立て掛けようとドアを開けたのだという。

 ラッキーとしかいいようがない。

 水位がさらに上がったら,隙間から水が浸入してきて手がつけられなくなった可能性が高い。

 あれっ?とドアを開けた途端にドカーンと大量の水が浸入してくるかもしれない。

 外開きのドアだから,水圧で開かないかもしれないがそれはそれで大騒動である。

 切妻屋根というのか,要するに斜面を上から四角くくりぬいたような構造で,溜まるとなると腰のあたりまで行きそうである。

 階下に浸水する可能性もあるしなあ。

 夜中だったり外出中だったりしたら…。

 ゾゾッと背筋が寒くなる。

 あれこれ考えるうちに,外が明るくなってきた…。

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