10時半起床。
MXテレビの東京マーケットワイドを見ながら,サラダと味噌汁,ご飯の残りで朝食。納豆も。
株は見てもさっぱりわからないが,他に見るものがなかったので。
新聞を読む。
昼食は梨1個,蒟蒻ゼリー。
「別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判 」(佐野眞一)を読み始める。
止まらないが,風呂に入って仕事に行く。
今日で最後。
いくつか修正したい部分もあるのだが,それは見解の問題でもある。
一応,修正データを作っておいて,正社員女子に託す。
まあ,最後とはいってもまたあるかもしれないし,「出張」なら受けると伝えてある。
新規の仕事は受けないというのが退職時の宣言(?)だが,過去に自分のやった仕事は惚けない限り面倒を見るのはお互いに了承ずみ。
しかし,20年も前に作ったものが形を変えつつもいまだに現役で使われるというのはけっこうすごいことかもしれないね。
机の上に積み上げたあった膨大な印刷物を捨てる。
正社員女子からお中元のお裾分けでビールを2本いただく。
同期のF君や,部長にも挨拶して,19時に会社を出る。
坂の途中のスーパーで,金麦500mL×6。
858円。(クーポン20円)
いつものスーパーで,インスタントコーヒー,蒟蒻畑,納豆,牧場の朝ヨーグルト,青唐辛子,カボチャ,ナス,じゃがいも,ロースハム4連,ベーコン4連,ベーコンブロック,えびの高原ロングウインナー。
合計2512円。
八百屋で,ニンジン,エリンギ×2。
合計220円。
夕食の献立。
ほっけ焼き。ダイコンおろし。
ラタトゥイユ風。ベーコン,ハム,ニンニク,たまねぎ,なす,カボチャ,トマト,ピーマン,ブロッコリー,塩,オリーブオイル…。
豆腐と油揚げの味噌汁。
ご飯。
ビール1750mL。
女房と2人で。
NC9に続いて「つるかめ助産院〜南の島から〜」を見る。
テトラポッドのある防波堤は竹富島のような気がする。
遠い昔,あのテトラポッドの中に入り込んで1時間ほど過ごしたことがあるのを思い出した。
防波堤の突端で釣りをしていたら,急に雲行きが変わってドッカンドッカンと周りに雷が落ちだしたのだ。
それはあまりに突然だったので,その場でカメラやらベルトやらを防波堤に放り投げて,4人でテトラポッドの隙間に潜り込んだのだ。
至近距離から何度も何度もバリバリとすさまじい音がして生きた心地がしなかった。
4人のうちの1人は,現地で知り合った一人旅の女子で,高校のピアノの講師ということだった。
何というか,同じ民宿に1週間もいると知り合う旅人も多いわけで,夜一緒に酒を飲んだり,中には我々の仕事を手伝ってくれる子もいたりする。
たまたまその日は天気も悪く,息抜きに釣りでもするかと彼女も誘ったのだった。
その数ヶ月後に彼女がS君を東京まで訪ねてきた。
最初に電話に出たのは私だが,彼に回そうとすると,敏感に察してオレは外出中だと駄々をこねる。
結局,私がうまく言うからとOさんも呼び出して4人で個室で飲んだのだった。
私がS君の子どもについて話を振ってからの彼女は,まるで気の抜けたビールのようだった。
夜行バスですぐに帰るという彼女を送っていったのは年長のOさんだった。
特異的に女性にまめなOさんのことだから,しっかり元気づけてあげましたか,とその後聞いたのだが,バス停まで送っていっただけだと言っている。
そのOさんとももう20年も会っていないなあ…。
「別海から来た女」の残りを一気に読む。
作者が前面に出たノンフィクション。
何というか,生い立ちなどいくら探ってもたいした成果は得られないんじゃないかな。
DNAを調べるとか,脳の構造とか機能を徹底して調べる方が得られる知見は多いような気がする。
まあ,気がするだけでたいした根拠はないんだけれど…。
読了は午前4時30分。