2024年2月9日(金) 晴れ

 9時起床。

 女房の朝食。

 あさイチ,体操,じゅん散歩,Eテレ。

 着替えて,女房と孫宅へ。

 嫁さんの応援。

 といっても私はすることがないわけだが…。

 なんと,孫君は私の顔を見るなりべそをかき始める。

 隠れると機嫌が戻る。

 人見知りの類かもしれないがちょっと早い気もするし,嫁さんの意見ではどうも医者と思っているのではと。

 2月に入って立て続けに検診とワクチン3本で,どちらも男の先生だったというからありそうな話ではある。

 父親を除けば,男性に会う機会はそのくらいなのだな。

 姿形,声音などからこれはどうもヤバイ種族なのではないかと警戒したとすれば,なかなかの認知能力ではなかろうかと爺ちゃんはうれしくなってしまうのである。

 出たり入ったりを繰り返し,いないいないばあを何度かやっているうちにようやく笑顔を見せるようになった。

 痛いことはされないと判断したのかもしれない。

 しかし,おもしろいのはいないいないばあで両手を開いたときに,こちらの顔を見るのではなく開いた手のほうに視線が行くということだな。

 孫の場合は毎回私の左手を見る。

 目鼻が一瞬そちらに移動したと思ったのかもしれない,ってこともないかなあ。

 昼食は,きのう買った焼きそば。キャベツ,ニンジン,小松菜,豚肉,…。

 女房が作って3人で。

 夜泣きでほとんど寝ていないという嫁さんを孫と一緒に寝かして,我々はTverで見逃したドラマ「春になったら」を見る。

 我が家よりはるかに大画面で,いわゆるAndroid TVだから簡単に見られると思ったら,Tverの初期画面からいくら待っても進まない。

 あれこれやってもいかないし,Google Playも同じ現象になる。

 なんだかなあと思いつつ,本体の電源を入れ直してみたら無事起動。

 困ったら再起動とはよくいうが,テレビも今やコンピュータだからね。

 目覚めた孫を抱いてひとしきり遊ぶ。

 カメラを向けるとずうっとカメラを追い続けるんだよね。

 生後4か月の視力はまだまだ未完成と理解しているが,何か珍しいものという感じで見るのが興味深い。

 女房と近くのスーパーへ買い物へ。

 途中,ドラマ?の撮影現場に出くわすが,何の撮影かはわからない。

 おでんの材料をメインにいろいろ買い込む。

 支払いは女房。

 戻って,夕食の準備は女房の仕事。

 私は嫁さんと赤ん坊のお相手。

 準備ができたところで,孫詣では終了。

 息子の帰宅は21時過ぎというから,それまではワンオペでよろしく。

 おにぎり屋でおにぎり定食。

 初めての店だが,いつも混んでいるのは知っていて女房と一度来ようと話していたのだった。

 券売機で注文だが,よくわからないので2個セットというのを頼む。

 私は,ツナマヨに高菜,ナメコ汁,ビール,女房は,辛子明太子と野沢菜ワサビ,以下同。

 合計3,600円。

 私のおごり。

 セットには,鶏の唐揚げと煮卵とたくあんがつくので,けっこうリーズナブルに思えた。

 おにぎりはほかほかで海苔の香りもよい。

 ただ,かなりの大きさで女房はひとつでお腹いっぱいと。

 唐揚げもひとつ私にくれたので,私も超満腹。

 残したおにぎりは,パックに入れてお持ち帰り。

 帰宅して,赤ワインひとくち。

 「不適切にもほどがある!」

 昭和と令和の今が戯画化されていてなかなかおもしろい。

 クドカンの「いま」に対する皮肉が効いている気がする。

 なんと,突然足が攣った。

 右のふくらはぎ上部で,過去に経験したことがないような激痛。

 足投げ出しただらしない格好でテレビを見ていただけなのに…。

 水不足かカリウム不足かカルシウム不足か運動不足か老化か…。

 何だかわからないが困ったことである。

 寒さのせいもあるかもしれないと,床暖を入れて,ホッカイロを貼って,毛布を巻いて,1本残っていた経口補水液を飲んで,新聞を読む。

 トイレに行くのも大変。

 壁伝いに歩く。

 左を前にして蟹のように横歩きするとふくらはぎへの影響が減ることを発見。

 1時半,就寝。

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