9時起床。
あさイチを見ながら朝食。
ご飯と納豆。
風呂に入ってから洗濯。
床の埃が目立ったので,軽く掃除機をかける。
仕事をしなくちゃいけないのだが,なかなか始められない。
昼食はご飯に生卵。
仕事をしていると,がちゃりと玄関の開く音。
女房だった。
風邪を引いたらしいので早退してきたとガラガラ声で言う。
そのままベッドに入ってしまった。
夕方買い物へ。
金のオフ500mL×6,とろけるカレー辛口,ビスケット,アボカド,ブラウンマッシュルーム,牛肉ステーキ用,牛バラカルビ焼用,ペッパーハム,ロースハム3連,ベーコン3連。
合計2897円。
ブラウンマッシュルームは,マッシュルームの親玉みたいな感じ。こんな大きなものは初めて。
夕食の献立。
ビーフカレー。味噌と醤油とケチャップとガラムマサラと牛乳といろいろ入れてみた。ブラウンマッシュルームがいい感じ。
サラダ。レタス,キュウリ,トマト,ブロッコリー,わかめ。
珍しく息子がおかわりしようとして台所に行ったが,ご飯がない!って,呟いていた。
ご飯は毎晩1.5合弱炊いている。いつもはそれでも多すぎるくらいなのだが。
梨半分。
そういえば北杜夫さんの訃報をニュースでやっていた。
高校時代は北杜夫ばかり読んでいた気がする。
オランダにスケベニンゲンという地名があることとか,「黄色い船」は同名の小説があったので遺族に了解してもらったとか,ストーブに尻をのせてしまって火傷をしたとか,マンボウものやら小説やらの断片的なことばかり覚えていて,ほとんど中身は忘れてしまっているのが悲しいところだ。
「夜と霧の隅で」の暗さとともに受けた静謐な印象には驚いたものだ。これが同じ作者の書く文章かって。
旧制松本高校の寮生活や恩師の話,ドイツ語について,トーマス・マンのこと,父斎藤茂吉の恐ろしさとウナギ好き,昆虫マニアであること,躁鬱病であること,アメリカでレンタカーを借りたがオートマで勝手がわからずブレーキに足をのせたまま走ってブレーキが焼けて追突したこととか,躁期に株に手を出して大損したとか,遠藤周作や佐藤愛子との交流とか,辻邦生との親交とか,いろんなものがごっちゃになってよみがえってきた…。
トイレに必ずうんちをつけて帰るという作家の話を書いていたのは誰だったっけ?
「楡家の人々」の最後は桃子がキリッと彼方を見つめる場面で終わったような気がするが,どうだろうか。
「寂しい乞食」ぐらいまで読んで,その後は疎遠になってしまったが,大好きな作家の1人だ。