9時起床。
女房の朝食。
テレビ三昧の土曜日の午前中である。
女房はお稽古へ。
昼食は,女房が買ってきた鶴屋吉信のあんみつなど。
皿を洗う。
どうも体がだるいので,ひょっとしたらと思って熱を測ってみた。
37.1度あった。
いよいよワクチンの副反応か。
ロキソニンを手元に用意し,新聞を読んだりしながら30分ごとに体温を測定した。
その後も順調に上がり続けて,18時には38.1度を記録した。
しかし,もともと熱に強い体と自負していたものの38度越えにしてはたいしたことはない気がする。
インフルエンザでの経験からするとずいぶんと楽である。
病気と副反応の違い?
ひょっとしてこの電子体温計のせいかもしれない。
10秒ぐらいで「予測体温」が出るのでいつもそれでやっているが,実体と少しずれているのかもしれない。
「実測検温」をしてみた。
5分以上測って37.4度と出た。
水銀体温計でも測ってみた。
37.4度と出た。
ずいぶん誤差がある。
その後寝るまで何回も測ってみたが,実測体温と水銀体温の差は少なく,21時半に予測体温が38.3度となったものの両者は37.6度,37.7度だった。
熱があると思ったら実測体温か水銀体温計で測ったほうが慌てずにすむかもしれないと思った。
「リツ子・その愛」(檀一雄)を読み終える。
なかなかに難儀な本で読むのに時間がかかった。
女房が持っていた昭和48年発行の文庫本(定価200円)で,紙が茶色く焼けていて私の衰えた視力ではコントラストのない小さな文字が部屋の照明下ではほとんど見えなかったりする。
肺を病んだ奥さんへの愛の物語なのだろうが,それにしてはというかそれ故にか旦那の放蕩ぶりにはいささか面食らう。
中国戦線での描写も生々しい。
戦中,戦後の金銭感覚や食糧,交通事情も度々出てくるが,私の生まれる少し前の出来事だったのだな。
はしかの子供を連れて旅に出るなど,そういう時代であったことに改めて驚く。
文壇の交友関係も出てきてそこはちょっと興味深い。
何といっても,静子のはつらつとした若さがまぶしい。
夕食の献立。
女房が作ってくれたゴーヤチャンプル,レタス巻き?など。
ビール500mL。
皿洗いも女房。
バリバラを見て,1時過ぎ就寝。
ロキソニンは結局飲まず。
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