2021年10月9日(土) 晴れ

 9時起床。

 女房の朝食。

 テレビ三昧の土曜日の午前中である。

 昼食は,クッキーやせんべいなど。

 大河ドラマを見る。

 新聞を読んだり,ネットを見たり,本を読んだり。

 昨日の銀行の件だが,暗証番号を間違えてロックされると口座そのものが見えなくなってしまうんだな。

 残高確認したくてもできないっていうのは,ちょっと理不尽に過ぎると思う。

 IDとパスワードは正しいものを入れているのだから,中は覗けてもいいのじゃなかろうか。

 振込入金しても,口座が再開するまでは正しく入金されたか確認できないわけだ。

 記憶がすっ飛んでいた言い訳を書いておくと,以前はこの銀行ではログインするたびに4桁の暗証番号が必要だった。

 とても面倒なことに,ID,パスワード,暗証番号,指定された場所の文字をセキュリティカードから入力の4段階を経ないとログインできなかったのである。

 ところが,いつの間にかIDとパスワードのみでログインできるように仕様が変わっていた。

 10年以上使っている銀行だが,ほぼお金を入れっぱなしにしているために,暗証番号を使う機会がなくなって,すっかり忘れてしまったというわけである。

 もともと記憶力はよくないと「自負」していて,そのきっかけは大学時代の演習でやった記憶力の実験である。

 ランダムな綴りを覚えてそれを再現するという超基礎的なものであるが,文字数が増えてくると私ひとりが再現できなくて,最後の20桁ぐらいのものは何度やっても無理なので全員にあきれられたということである。

 それは無意味綴りだからだと自分の中では言い訳していたものの,他の全員はできたわけだから,ある種のトラウマとはなっていた。

 会社に入って10年後ぐらいたったある日,先輩社員からキミはいつも電話帳を見ないで電話をかけているようだが,全部覚えているのかと驚かれたことがあった。

 ええ,10か所ぐらいは空で言えますよと答えたのだが,考えてみれば電話番号も無意味綴りの一種なわけで,なんだ私でも必要とあれば覚えられるものだと納得したのである。

 会社を辞めてからも,銀行や証券会社,その他諸々のIDやパスワードなどほとんどのものを何も見ずに打ち込んでいるから,意外と記憶力はあるじゃんと自信を持ちつつあったわけである。

 もちろん絶対に忘れないなどという誇大妄想的自信はないので,ひととおりはパソコンにメモしてある。

 特に,金融関係は2台のパソコンに分けて入れていて,両方のデータを合わせないとわからないようにしてある。

 さらに念を入れて,それぞれのファイルは暗号化している。

 そんなときにこのざまである。

 暗証番号をもう1台のパソコンに入れておいたことが完璧に頭から抜け落ちていた!

 メモしたことすら覚えていない状態…。

 年をとるということはこういうことかもしれないね。

 女房は美容院へ。

 私は散歩へ。

 風呂に入る。

 夕食の献立。

 カレーうどん。ねぎ,マッシュルーム,めんつゆ。

 昨日のサラダの残り。

 昨日の枝豆の残り。

 一昨日の生姜焼き風の残り。

 ビール750mL。

 赤ワイン少々。

 皿を洗って,なんだかんだで,2時就寝。

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