2021年12月19日(日) 晴れ

 9時起床。

 女房の朝食。

 和食。

 日曜美術館,将棋。

 パソコンをやりながら,モニターで「噂の東京マガジン」。

 昼食は,バナナにヨーグルト,私は干し柿も。

 我が家では,私以外は柿は食べない。

 女房と「ザ・ノンフィクション」。

 女房は私の着るものを買いに。

 近年ますます寒がりになってきた私のために室内で穿くズボンを買ってくれるらしい。

 着るものに関しては私はまったく関心がなくて,女房に任せっきりである。

 身につけるものをひとりで買いに行ったことは人生でたぶん一度もないんじゃなかろうか。

 そういえば,金曜日に病院に行くときには女房がくれた新しいバッグを肩から提げた。

 小さな固い外装のもので,これじゃA4のファイルは入らないし,カメラは入れられないなあぐらいの感想しか持たなかった。

 もちろんそんなことはわざわざ言ったりはしないし,お礼もちゃんと言ったよ。

 で,待合室で待っているときタグがついているのに気がついて,値段をはずし忘れたのかと思ったがそうでもなさそうなのでそのままにしておいた。

 家に戻ったら女房がそのバッグいくらすると思うと聞いてきた。

 「ヘエ,高いの?」

 「コーチよ,コーチ!,コーーーチ!!」

 「馬か?… 9,500円!」

 「バカ言わないでよ! だいたいあなたはねえ…◎△$♪×¥●&%#?!」

 いつもこんな感じである。

 超特価セールで買ったらしいが,私の予想の3倍近くはするものらしい。

 なるほど,プライスタグかと思っていたものをよく見れば白地に刻印で「COACH NEW YORK」となっていた。

 白に白だからわからんじゃないか!

 って,そういうものではないな。

 カメラを担いで散歩に出る。

 きょうもサギが見えなかったので,もう一つの池へ。

 いたいた…。

 しかし,考えてみれば同じサギかどうかはよくわからないな。

 築山を登ったり降りたりする。

 フラフラ浮いた感じがするのは血圧のせいだろうか。

 ニコンの一眼レフにどでかい望遠レンズを付けて頑丈そうな三脚で写真を撮る親父さんに遭遇。

 この薄暗い中で紅葉を狙っているようだが,意図がよくわからない。

 通りすがりの振りをして横目でモニターを見たが,ちゃんと色が出ているようには見えない。

 何か意図があるに違いないが,よくわからない。

 ゲージツ写真ということかもしれないが,私の理解を超えている。

 帰宅途中,きょうは満月ではないかと気がついた。

 カメラを持ってベランダに出る。

 遠くの総ガラス張りのビルが残照に照らされて怪しい赤色を放ち,そのすぐ左上に金色に大きく輝く月。

 これぞゲージツ写真!

 と思って撮ったのだが,なかなか難しい。

 ビルと月の明るさが極端に違うので,ビルの赤色を出すと月が飛んでしまう。

 合成が必要かもしれない。

 風呂を沸かしてはいる。

 夕食の献立。

 昨日の鍋の残りに冷凍うどん。めんつゆ少々。冷凍庫にあった万能ネギ。

 サトイモとエリンギの煮物。

 ビール350mL。

 赤ワイン少々。

 たくさんのサイレンの音。

 ベランダに出た女房が,煙が見えると。

 見れば,けっこう近くである。

 ここに住んで21年だが,火事を見るのは4回目かな。

 前回は昼間で,死者も出ている。

 幸い火はすぐに収まったようである。

 実家の裏が焼けて,延焼しそうになったことは前に書いた。

 本当に火事は怖い。

 M1グランプリを初めて見る。

 いや,息子がいたときに見たかもしれないが覚えていない。

 どつき漫才は苦手である。

 たたみかけるようなテンポにも着いていけない。

 「肉うどん」がよかった。

 録画した「青天を衝け」

 赤毛のアン

 新聞を読んで,1時半就寝。

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