2023年4月19日(水) 晴れ

 9時起床。

 女房の朝食。

 女房は小豆を炊いている。

 お赤飯を作るという。

 窓から見える公園の木々の緑が微妙な色合いに輝いて見えるので望遠を取り出して写真に撮る。

 それ以外は,いつも通りの水曜日の午前中である。

 ネットでいろいろ。

 昼食は,お菓子など。

 女房は和服に着替えてお稽古へ。

 本を読み終える。

 「ヘヴン」(川上未映子

 いじめが題材の何ともやりきれない思いになる物語。

 主人公がいじめに遭うシーンは具体的で執拗な描写に胸くそが悪くなる。

 一方,会話は中学生のものとは思えず作者の脳内で演じられているモノローグのような印象がある。

 なぜか後半突然饒舌になって現れた百瀬には驚かされたが,彼のような青二才の知ったかぶりは(自分も含めて)高校時代にけっこういた気がするなあ。

 斜視が治って世界の見え方が変わったからといっていじめがなくなるとは思えず,小説としてはどうなんだろう。

 主人公にしてもコジマにしてもその他医者以外の多くの登場人物は人としてどうなのよ,現実対応能力に欠けすぎだろうという感想しか出てこない。

 かといって,合理的対応が出来る登場人物ばかりだったらこの話は成立しないしな。

 私の読解力が足りていない部分は多々あると思う。

 いまは後味さわやかで希望が持てるお話しが読みたい心境。

 洗濯物を取り込んで,たたんで,しまう。

 女房のものはそのまま室内干し。

 ゴミを集めて,ついでに散歩。

 最後のカモ2羽も北国へ帰っていったようで池は平穏。

 というか,カメがわさわさ潜んでいるはず。

 風呂に入る。

 女房が帰宅。

 夕食の献立。

 油淋鶏。鶏モモ肉,キャベツ,トマト。醤油,酒,片栗粉,油。醤油,酢,砂糖,オイスターソース,ガラスープの素,水,生姜,タマネギ,ごま油,オリーブ油,胡椒。テレビで見た。

 ブロッコリーとキュウリとナガイモとカニかまのサラダ。ドレッシング。

 昨日の味噌汁の残り。タマネギを追加。

 女房の作ったお赤飯。ごま塩。

 ビール750mL。

 白ワイン少々,赤ワインひとくち。

 「名探偵ポワロ

 おもしろそうだったが,途中でウトウト。

 「天然素材NHK クイズとゲームの自叙伝」

 何だかよくわからない不思議な番組だが,懐かしい映像が出てきた。

 高橋圭三の「事実は小説より奇なりと申しまして…」は忘れられないな。

 あと,ジェスチャーとか連想ゲームとか,父親が好きで家族揃って見たという記憶がある。

 新聞を読んで,1時50分就寝。

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