8時起床。
というか,その前に目が覚めていたな。
女房の朝食。
喪服に着替えて家を出る。
駅の近くで,いきなりの土砂降り。
慌ててかさを取り出すが,かなり濡れてしまった。
式場に着けばすっかり晴れ。
告別式も滞りなく終了。
私と同い年の双子のいとこともいろいろ話をした。
子どものころは毎年のように会ってはいたんだが,我が家の転勤で1000kmも離れたところに移ってからは疎遠になっていた。
家が貧乏だったので私の父親にはずいぶん世話になったと改めて感謝されてしまった。
それについては,母親から話を聞いたことがあるが,お金はきっちり返してもらってさすがだという評価だった。
どこかの誰かさんは一向に返してくれないのに,という話とセットになっていた。
父親を早くに亡くして,中1だった私も棺を担いだ記憶がある。
生まれて初めての身内の葬儀で,遺体の顔と棺の重さを今でも覚えている。
その後,息子たちは中学を出たら知り合いのところに働きに出るという話にまでなっていたらしい。
しかし,一回りも年上だった姉がひたすら働いて,弟たちは大学はおろか大学院まで行ったのだった。
奨学金には散々お世話になりましたとのことだが,同じ時期にすぐそばの大学に通っていた私はそんなこともつゆ知らずだったなあ。
ひい爺さんが教育者で石碑まで建ててもらっていたことは前に書いたが,男3人のうち2人が高校の教師になったわけだから,血は争えないというべきかもしれない。
そういえば,叔父は幼稚園だか保育園だかをやっていたというし,私の仕事も無縁ではない。
16時近くに帰宅。
2日間とも喪主のそばにいただけだが,それなりに疲れているのかもしれない。
買い物が億劫になったので,夕飯はあり合わせで済ますことにする。
そもそも,腹が空いていない。
夕食の献立。
そうめん。ネギ,…。
さばと野菜の味噌炒め。ネギ,ナス,アスパラ,ピーマン,…。
アボカドと山芋のサラダ。ミニトマト。
ビール500mL。
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