2022年5月2日(月) 曇りのち雨模様

 9時起床。

 女房の朝食。

 今日は平日なのでほぼいつも通りの月曜日である。

 NHKは祝日になるとなぜか普段の番組をやらなくなる。

 昼食は,お菓子など。

 女房はミルキークイーン5kgを担いで実家へ。

 コシヒカリの突然変異種とのことだが,我が一族?で最近お気に入りの銘柄である。

 女房のお友達の福島の実家から取り寄せている。

 ネットでいろいろ。

 ゴロゴロする。

 散歩に出る。

 ポツポツと雨が降ってきたが,1時間近く歩く。

 風呂を沸かそうかと覗いたら,女房が洗っておいてくれたんだな。

 録画しておいた韓国ドラマを1.3倍速で見て,タモリ倶楽部も。

 夕食の献立。

 おとといの鶏の唐揚げの残り。

 きのうのサラダの残り。

 きのうのみそ汁の残り。

 冷凍しておいたご飯。

 ビール500mL。

 残り物の人生だ。

 「家族に乾杯」をちょっと見て「元彼の遺言状」

 遺言状とどう繋がってくるんだろうね。

 報道関係を見て,ネットでいろいろ。

 先日書いたNHKの番組「数学者は宇宙をつなげるか? abc予想証明をめぐる数奇な物語」について,当のご本人の望月教授がご立腹だと聞いてブログを読んでみた。

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 新一の「心の一票」

【2022年4月のNHKスペシャルに対する「合格発表」: 前半はぎりぎり合格、後半は不合格】

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 うーむ,ご本人には何の取材もしていないのか。

 マスコミにはほとんど登場されない方だから,最初から話を聞くつもりはなかったってことなのかな。

 それはともかく,番組前半のAとBの球面での説明はわかりやすいと評価されている。

 (以下,【 】はブログからの引用。下線部分は赤文字)

 ダメと評価されているのは主に後半で,【「AはAであって、同時に非Aでもある」】というような解説を【「トンデモ系」説法を彷彿とさせられる】として,【「AはAであって、同時に非Aでもある」と​という、あからさまな論理矛盾を来たしているような主張は私としても、全くの出鱈目であり、​​宇宙際タイヒミューラー理論とは無関係​】と強い口調で批判されている。(原文ママ

 簡略版(60分)と完全版(90分)の両方を見た私自身も【「AはAであって、同時に非Aでもある」】的な考えが元になっているとするとなんだかすごく高邁,ひょっとして「禅」の思想にも通じるのかしら,さすが日本の誇る天才望月先生,海外の数学者が理解できないのも当然かも,などと「トンデモ」な感想を抱いていたわけである。

 もちろん先生の言は批判だけでは終わらず,こう解説すればよかったと建設的に述べられているのだが,そのひとつは次のようなものである。

 【不思議な形で繋がった状態の「A」と「B」を(同一視せずに)区別したまま、大きな入れ物の中に埋め込んで、その入れ物の幾何を調べることによって「A」と「B」の間の距離は、実はそれほど大きくなく、不等式で上から抑えることができることを、「遠アーベル幾何学」と呼ばれる数論幾何学の一分野による手法を用いて示します。】

 そしてこのような【単純明快な解説は(NHKらしい、立派な高精細なCG技術を駆使した形で)幾らでも簡単にできたはずです。】とある。

 しかし,いや,申し訳ない。

 NHKの優秀なスタッフならわかるのかもしれないが,私には到底理解不能な解説だな。

 もう一つの【「模範解答」】も私にはさっぱりで恐縮至極である。

 さらにこのような内容構成になったのは,マスコミの悪しき両論併記が原因にあるのではないかというようなことも書かれている。

 たしかにNHKに限らずマスコミ全般に言えることだが,専門家の「主流」の考えと彼らが一顧だにしないような「珍説」をあたかもイーブンのように並べて伝えることはしばしば目にしている。

 しかし,ここではそれ以前におそらくスタッフが何もわかっていないということがあるのではないかと思う。

 まあ,詳しくはブログを読んでいただくとして,結局制作陣もちんぷんかんぷんだが周辺を取材してまあこんな感じだろう,CGでそれらしく作ってあとは勢いで行くしかない,どうせ誰もわからんよというあたりが本当のところではなかろうか。

 って,まあシロートの勝手な憶測ではある…。

 ブログの最後には,今の内容のまま海外向けにした場合は【私や私の研究に対する多数の残念な誤解の拡散や名誉棄損に繋がる可能性がある】とまで書かれておられる。

 NHKにも「報道の自由」があるのかもしれないが,この言葉はしっかり受け止めてほしいものだ。

 寝る前に昆布茶一杯。

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