「そろそろ連絡が来るはずだけどねえ」と女房。
過去にいろいろ書いてしまった女房の友人のことである。
その後,夫からの手紙などを知ってそこはさすがに書けなかったというか少し書いてこれは立ち入りすぎだと反省して消したのである。
双方が弁護士を立ててやりとりしていたのは女房から知らされていた。
相当にこじれていたのは確かだろうが,その後の進展は聞かされていなかったという。
こちらからは聞きづらいのでそのままにしていたところ,11月に入ってからあれこれもらったり返したりしている中で息子さんの結婚式がすんだら話があると言われたらしい。
「いよいよ決まったのね」と女房。
「どうだろう。それは元の鞘に戻るって話じゃないの」と私。
「あそこまでの仕打ちを受けてそれはあり得ない」
「いや,それがあるのが夫婦だろう」
「賭ける?」
などという展開になったのが,今から2週間ほど前のことである。
そして,数日前,女房がスマホ片手に書斎から出てきた。
「驚いたわ。自宅に戻るんだって…」
「はい,10万円!」と手を出す私。
ちゃんと賭けておくべきだったな。
どうにも信じられないと半信半疑の女房。
双方の利害が一致したということだろう。
たとえ仮面夫婦?として生きていっても,双方にとってはそのほうがメリットが大きいはず。
社会的地位を登りつめてしまった夫としては奥さんの存在はプラス面が大きいだろうし,いくら実家が太い奥さんといえども兄弟がいる中での暮らしを考えると戻った方が得策と判断するのは経済的な面も含めて合理的だと思われる。
弁護士やらなにやらが出てきた以上,夫のショックとダメージは相当なはずで過去の行状を繰り返す可能性はかなり低いという判断もあるのではないか。
負けない妻になったと夫に認識されているという自信も彼女の中にはできたのではなかろうか。
ね,わしの予想通りでしょう,経過報告が途絶えて息子の結婚式後に話すということはあなたにショックを与えたくなかったからだよ,そのくらいすぐに気づきそうなものと鼻高々なワタクシであった…。
とまあ,いろいろ推測を交えて申し訳ないが,つい書いてしまった。
自慢話?はこれくらいにしていつも通りの月曜日である。
昼食にいただき物の小川軒のお菓子など,いくつかをうまいうまいと食べ過ぎたのか,またまたトイレに駆け込むはめに。
抗がん剤の副作用に苦しむ人たちの気持ちがわかるレベル,かな。
ただこちらは副作用に苦しんでも未来が開けるわけではない…。
夕食の献立。
煮物の残り。
キュウリとナガイモの浅漬け。
豆腐とブナシメジのスープ。玉子,味噌,ガラスープの素,塩,胡椒。
ご飯。
ビール300mL。
赤ワイン1cm。
ミカン。
オフェブ他にロペラミドを追加。
何だかねえ。
「PICU 小児集中治療室」
最後まで泣いていたわけではなかったな。
「エルピス」
うーむ,というところで次回に続く。
大団円?といくのかしら。
皿を洗って,新聞を読んで,1時半就寝。
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