9時起床。
女房の朝食。
あさイチ,体操,じゅん散歩,Eテレ。
女房に連れられて映画へ。
「怪物」
「波紋」とどっちを見るかという話だったのだが,結局両方見ることになった。
物理的な真実はひとつかもしれないが,立場が変われば見方や見え方が変わるというのは日常でもよくあること。
ここでは,ビル火災を起点としてそれぞれの人物の見ている世界が時間を前後しつつ描かれる。
最初は,校長を筆頭とした学校関係者を怪物に見立てたのかと思ったがそうではなくてむしろ誰でもが怪物になりかねないということだろう。
同性愛,いじめや暴力,犯罪の可能性まで絡めてすべてが曖昧模糊とした印象なのは見るものに判断を委ねているということか。
放火なのか何なのか,ハッピーエンドなのかそうではないのか,夫婦で意見が分かれたくらいだから,そういう見方をした,そういう見方しか出来なかったあなた方も怪物でしょうといわれているのかもしれない。
2時間以上の映画だが,長さは感じなかった。
2人分で,2,400円。
これは私のおごり。
美容院に行くという女房と美容院そばまで歩く。
公園脇に人だかり。
車の下をのぞき込む人,上を見上げる人。
「怖い」とか「襲ってくる」とか。
警察官まで出てきた。
カラスの雛(幼鳥)?が巣から落ちたということらしい。
親鳥らしい2羽が,けたたましく鳴きながら屋根と木を行ったり来たりする。
「今,役所に電話しましたから」と警察官。
大捕物が見られるのか?
急いで家に戻って,カメラを担いで戻る。
人の数は減っているがカラスは相変わらずである。
警官もいないが,雛が落下した?家の人がときどき出てきて,あちこちを見ている。
家の裏手に向かったら親ガラスが騒ぎ出したから,その辺りに移動したのだろう。
横目で様子をうかがいながら園路を3往復。
お,会社名の書かれた白いバンがやってきたぞ。
網と段ボール箱を持った作業衣姿のおじさんが降りたった。
箱には丸い穴が開けられている。
家の人と話している。
警察官も登場。
おじさんは家の裏に向かう。
捕獲作戦の始まりか。
どうする親ガラス。
カメラを構えて待つこと1分。
おじさんが出てきて,そのまま車に向かう。
家の人が見守るがほとんど会話はない。
雛を持っての立ち話は危険だろうな。
バンに積み込んでから,警察官と話している。
2羽のカラスは屋根の上を行ったり来たりしているが,ときどき鳴くだけで何が起きたのか理解していないようだ。
何とも物静かな捕獲作戦であった。
夕食の献立。
きのうの残り物中心。
豚肉とダイコンのピリ辛煮の残りに,パプリカ赤黄を追加。レンジでチン。
プリーツレタスのサラダ。ナガイモ,ブロッコリー,カニかま,ドレッシング。
みそ汁の残り。
ご飯。
ビール750mL。
白ワイン少々。
テレビを見て,皿を洗って,たまった新聞を読んで,2時就寝。
-----------------